この夏は東京出張が多く、しかも中途半端に自由時間ができるため、いくつかの美術館へ行ってきました。今回はパナソニック汐留ミュージアムです。
新橋駅から地下通路を通っていく途中、大きな看板がありました。「河井寛次郎展」です。
この展覧会は民藝運動の推進者として活躍した河井寛次郎の没後50年を記念し開催されていました。
美術館はパナソニック東京汐留ビルの4階にあります。
陶芸作家として名高い河井寛次郎ですので、陶芸作品がたくさんありました。
無類のたばこ好きだった河井寛次郎は、自分がデザインしたパイプを職人に作らせていたりもしています。
私が興味を引かれたのは、むしろ木彫で、60歳から70歳代にかけて陶器と平行して取り組んだものだそうです。全部で100点近い作品がるということです。
ひとつひとつに特定のタイトルがついているものばかりではなく、単に「木彫面」、「木彫像」などと書いてありました。
この作品(木彫像)など、小指を共通にした両手の間にボールを置き、手背側は人の顔です。
パナソニック東京汐留ビル1階のショウルーム「リフォームパーク」には特設展示として河井寛次郎のろくろ場を再現した展示がされていましたので、帰りに立ち寄りました。
先着500名に展覧会オリジナルポストカードがプレゼントされたようですが、私が行った時は初日から1か月も経っていましたので、既に終了していました。
この展覧会一昨年から各地を巡回していて、この美術館では9月16日までの開催です。
相互リンク⇒アクティブなごやん(HSV、第4節アウェー ドレスデン戦は9月18日)