![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
過去の音楽歴を書くことで思い出した友人がいます。
思い出したと言うか、常に引っかかってるんだけど、改めて胸が苦しくなったと言うか。
チラッと書きましたが、中学時代、バンド組もうぜの妄想にふけっていました、この友人と。
高校時代は少し離れていましたね、私は私で吹奏楽部にのめり込んでいましたから。
大学に入り、友人は社会人となり。
そこでようやくバンドを組みました。
私が通っていたサークルに、社会人だけど入れて(他大学が入ったりもあり)。
でもうまくいきませんでした。
確に生活サイクルが違う上、私もその友人も家から大学まで電車で二時間。
練習もろくにできず。
決定打はサークルの合宿での発表時。
ボーカルだった友人は、全くと言っていいほど歌詞を覚えてきませんでした。
洋楽で覚えにくかった、
選曲は基本私、
そして私もカバーできるほど歌詞を覚えておらず、
心が完全に折れました。
身内(サークル内)の発表ですが、
それまでもバンドがうまくいかず、
その度に軌道修正をして、、
のコレでした。
でも、私、いい子ちゃんなのか、
アホなのか、
別にその子を嫌いになったり、
責めたりはしませんでした。
ただ、悲しかったし、
自分の力量不足も悔しかった。
そのうち、やはりバンドには参加できなくなり。
とりあえず電話連絡はつく、程度だったんですが。
ある日、その友人の実家から電話があり。
友人が借金をしてると、
家にも帰ってこないと、
連絡がつかないと。
元の職場はやめ、一人暮らしを始めていることは知っていましたが、
まさか黙って出ていっていたとは、、
電話番号は変わっていないこと、
私は連絡がつくこと、
を伝え、親御さんとの電話は終了。
すぐ友人に電話して。
軽く説教して。
その後すぐではなかったと思いますが。
私もそのうち連絡がつかなくなりました。
共通の男友達から、
「最近アイツと連絡とってるか?」
と聞かれ、取れなくなった、と答えると、
「アイツさ、高校時代の連絡網、くれって言うからさ、オレ、あげたんだよ」
いわゆる、個人情報の漏洩ですね。
「オマエには聞かないって言ってた。
進学校のんは使えない(金にならない)んだってさ」
苦笑気味に教えてくれた男友達。
泣きたかった。
腹立たしくて。
なんてゆーか、
友人の、
私に対しての、
最後の礼儀、
みたいなもんだったんでしょうか。
確にくれって言われても、そんなもん渡しませんでしたけどね。
そう、最後に連絡をとったのは、
「〇〇と付き合うことになったから」
の報告でした。
「そーなんや(笑)」
何や、その(笑)って、
って思いましたけど、聞かず。
それが最後。
ちなみにその〇〇とやらが、うちの主人です。
結婚報告はできずでした。
こんな昔話を書いて何を伝えたかったんでしょうね?私は。
でも私が音楽を続ける、語る上で、避けては通れないエピソードでした。