さて、出発前からバタバタしていたんですが、ようやくホテル、ベルジャヤティオマンリゾート、に到着。
チェックインの列に並び、予約確認のメールをプリントアウトした紙を取り出し、パスポートを用意していると・・・
主人が。
「あ、財布どこいったやろ・・・」
「え?」
ポケットを探し、私のカバンを探し(いや、受け取ってませんけど?)
急いで、主人は主人で他のスタッフにどうすべきか、空港に問い合わせて貰えるか、聞いて。
私は私で、チェックインの番になってしまい、
「えーっと、チェックインの前に、まず主人の財布がなくなったんですけど・・・」
「は?」
こういうとき、マレー人の「は?」がホント、非情に聞こえる・・・
「空港に置き忘れたと思うので、空港の電話番号を教えて貰えませんか?」
「いや、そういうことはできないし・・・ちょっと待って」
奥に引っ込んで、また出てきて。
「とにかくデポジットを払ってもらわないとチェックインできないんだけど」
えぇっ!!!!
「WEB予約のとき、引き落とされてるんじゃ・・・」
「違う。ここで支払って貰わないと」
「主人の財布にクレジットカードがあるし、現金はそんなに持ち合わせてないし」
はじめ、私は勘違いしてしまって、
「このホテルにATMはあるか?」
と聞いてしまったのですが、
「OK、今からあなたを銀行に連れて行くから、そこでお金を引き落として・・・」
「あぁっ、すみません!キャッシュカードも主人の財布に・・・」
「なに?」
「いや、だから・・・クレジットカードもないし、キャッシュカードもないし・・・」
「じゃ、どうやって払うの?」
だから、どうしようか、今考えてるし、空港の電話番号教えるか、問い合わせるかしてくれって言ってるのに・・・
「あなたはデポジットを払うお金もない、クレジットカードもキャッシュカードもない」
追い討ちをかけるように確認しないで下さい・・・
「パパ、財布なくしたのー??」
「お腹すいたー」
子供の無邪気さに苛々を通り越し、ガックリします
マネージャーらしき人が出てきて「何事か?」と。
気づけば私の後ろに長蛇の列が。
もう一つ、チェックインの受付があったのに、何故ここだけに??
しかも、この人にもう一度英語で説明。
もちろん受付の人も口添えしましたが。
マネージャーが一言。
「とにかくチェックインさせろ」
「でもこの人はデポジットのお金もないんですよ」
「長蛇の列だ、とにかく今はチェックインさせろ」
ってな会話が受付嬢とマネージャーの間でなされ。
チェックインの手続きが済み。
列から外れると、マネージャーが、
「で、どうやって支払うの?」
・・・じゃあ、なぜチェックインさせたの
主人が戻ってきたので、「ちょっとこの人の対応してよ」と交代。
結局。
スバン空港にはホテルから連絡して確認してもらう。
ティオマン空港には主人が今から出向いて確認しにいく。
ということに。
私たちは部屋で待ってることになりました。
お金も支払ってないのにねぇ
この後、主人が戻ってきて、
・ティオマン空港にはない
・ホテルからスバン空港に連絡はいった・・・はず。
・支払いはネットで済ませた
とのこと。
ビバ。文明の利器。
これで心置きなく滞在できるよぉ~~~~~(涙)
まだ財布はどこか、カードは止めるべきじゃないのか、いろいろ不安なままでしたが。
この日はとりあえずこれにて終了しました。
財布の件は、翌日、解決となります。