佐野元春デビュー40周年を記念して好きな曲ベスト20を選んでみました♪ | 新時代のリアル

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佐野元春がシングル「アンジェリーナ」でデビューして今日でデビュー40周年を迎えました。
佐野さんは日本語ロックのパイオニアとしてこれまでに数々の名曲を発表しています。
そこで、独断と偏見で好きな曲ベスト20を選んでみました♪
 
衝撃のデビュー曲です。
当時、機関銃のようにまくしたてるボーカルは「ロックの制限速度を超過してる。」と言われていたんだとか。
40年たった現在でもアンコールでは必ず演奏されるほどファンの間では絶大な人気を誇っています。

2.ガラスのジェネレーション(1980年)
大人への反抗を歌ったモラトリアム世代の賛歌です。
「つまらない大人になりたくない。」の言葉からは当時の佐野さんの反骨精神がひしひしと伝わってきます。
今でこそ紳士なイメージがありますが、若い頃は血気盛んで怖いもの知らずな印象を受けますね。
 
3.サムデイ(1981年)
日本ロック史に残る永遠の名曲です。
シングルでリリースされた当初は最高位84位で売れず、アルバム「サムデイ」を制作する時にはこれが売れなかったら歌手を辞めようと背水の陣で臨んだエピソードがあります。
この曲を知らずして佐野元春は語れません。
 
4.Young Bloods(1985年)
国際青年年のテーマソングに起用され、初めてシングルでトップ10入りを果たしています。
「鋼のようなWisdom、輝き続けるFreedom」のフレーズは当時の若者の心を熱くさせました。
毎年1月1日になるとこの曲を聴くのが定番です。

5.約束の橋(1989年)
1989年に一度リリースされてますが、1992年にドラマ「二十歳の約束」で起用されたことで再リリースされ70万枚のヒットを記録しました。
現在までにあらゆるバージョンで披露されており、時代と共に進化しています。
ポジティブな歌詞と疾走感のあるサウンドが心地好くドライブにはピッタリです。
 
若い女性の自立を唄った曲です。
佐野さんの女性を見つめる視点がとても優しいです。
タイトルについて「山下達郎さんの『高気圧ガール』のように~ガールという曲を作りたいと思っていて、最初の仮タイトルはクレソンガールだった。」と振り返っています。
「ガラスのジェネレーション」のアンサーソングです。
「つまらない大人になりたくない。」と言っていた佐野さんが「大人になった宣言」をしたことでショックを受けた人も少なくありませんでした。
80年代ずっと走り続けた反動で一度立ち止まる必要があると思ったのかもしれませんね。
 
初めて家出をし女を知ったのが16歳の時だったと語っています。
甘酸っぱくもほろ苦い青春が描かれた爽快なロックナンバーです。
アルバム「スウィート16」は日本レコード大賞で優秀アルバム賞に輝いています。
 
アメリカ・ウッドストックでレコーディングした曲です。
「Hey! Hey! Hey! MUSIC CHAMP」で披露されたのでそこで知った人もいるはず。
若さとは魂が輝いていることだと佐野さんを見てつくづく思います。
 
10.イノセント(1999年)
デビュー20周年を控えてこれまで支えてくれたファンへ感謝の意を表明した曲です。
佐野さんがデビューから一貫してテーマに掲げてきたのは「無垢の魂」です。
ありがとう、君がただひとつの真実・・・・・・。
 
20周年が終わってからは新作が途絶え、声の不調やCCCD問題など色々ゴタゴタがあった分、リリースされると聞いた時はとても嬉しかったのを覚えています。
混迷した時代に生きる君を勇気づける魂の歌。
そう言っても過言ではないです。
 
12.月夜を往け(2004年)
Epicレコードからリリースされた最後のシングルです。
「僕らの音楽」で9.11のショックで1年以上曲が作れないスランプを乗り越えて作られたと紹介されています。
この曲を聞いた時、新しい佐野元春の始まりを予感しました。
 
13.太陽(2004年)
アルバム「THE SUN」のラストを飾る曲です。
人は夢見る力がなくては生きて行けない。
逆境の中でもポジティブな姿勢を忘れない佐野さんの力強いメッセージが詰まっています。
 
現代は何かと孤独を感じやすいです。
それゆえに心が弱っている人が多いと感じます。
「孤独」を受け入れることが現代を生き抜く上でのヒントになると教えられました。
 
15.黄金色の天使(2007年)
誰もが戸惑いながら大人になって行きます。
辿り着くまでにはたくさんの痛みを伴います。
探し求めた黄金色の天使はすぐそこにいます。
 
曲のタイトルはイタリア語で「人生は美しい。」という意味です。
この時期は3.11の後遺症で日本全体が閉塞感に包まれていました。
私達は愛して生きる歓びをもっとかみしめなくてはいけないと改めて思います。
 
17.境界線(2015年)
日常生活ではありとあらゆる境界線が存在し苦しめられています。
それを乗り越えた先には一体どんな世界が待っているんだろう。
そう思いながら日々を過ごしたいですね。
 
18.東京スカイライン(2015年)
毎年、夏の終わりが近づくと喪失感に襲われます。
ひと夏の出来事が閃光のように駆け抜ける感じが何とも切ないです。
淡々としたボーカルには一つ一つ言葉の重みが感じられます。
 
19.純恋(すみれ)(2017年)
10代のボーイズ・アンド・ガールズに向けたポップチューンです。
とても還暦とは思えないほどピュアで感性が瑞々しいですね。
間奏時のポエトリーリーディングにも注目です。
 
20.愛が分母(2019年)
令和になって初めて配信されたダンサブルナンバーです。
タイトルの意味は、「僕(I)×あなた(you)/愛(Love)=1つ」と勝手に解釈しています(笑)
愛を分母に例えてしまう佐野さんのユーモアセンスには大変驚かされますね。
 
好きな曲ベスト20を挙げてみましたが素晴らしい曲が多いですね♪
これまでの人生で何度佐野さんの曲に助けられてきたか分かりません。
これからも熱いロック魂で曲を作り続けてほしいです。
佐野さん、デビュー40周年おめでとうございます✨✨✨✨