私の母が、かわいくてたまらないと言ってくれた私の息子を呼び寄せた。
母が自分の息子の子より娘の子がかわいいのはママに遠慮せず扱えるからだ。
母の長女は独身で子どもがいない。
次女には男女1人ずつ子どもがいてもちろん初孫でかわいかっただろうけど、私が短大生の頃に生まれ、父もまだ現役で働いていたからかわいがる余裕がなかったし、 何より お姑さんがすぐ近くにいるから 遠慮もあった。
しかし、私の息子の時は父もリタイアし、余裕があった。
子育てに参加しなかった父も初めて育児参加した。
かわいがりたいだけかわいがれる存在だった。
私の娘が一歳になる前に父の癌が発覚し、それからはまた余裕がなくなった。
もちろん孫はみんなかわいいけど、この子は特別と言ってくれた。
母に
「〇〇くん来たよ。目を開けてしっかり見てごらん」と耳元で声をかけたら、しっかりと目を開け、「〇〇くん」と言ってニコリと笑った。(半身麻痺のせいでニヤリに近いけど。)
私は母のニコリを見れて満足。
娘とは少し前に元気な母と私とまごたんとで4世代の写真が撮れたから満足。
こうして、私は母との別れを準備している。
息子が帰る時に娘とまごたんが送りに来た。
息子と別れる時にくも膜下出血の1件が頭をよぎり、ハグして別れた。次また会えるかわからんやろうと言ったら、息子は「大丈夫やろ、じゃあね」 と言って後は振り返らずに 搭乗ゲートに向かった。
「あ~、寂しいなぁ」とつぶやいたら、まごたんが
「ばあばにはじいじがいるでしょ!」
と怒られた。
私のロスを支えてくれる頼もしいお方💕