ボクは発達障害の当事者

 

自閉症スペクトラム(ASD)と診断されていてうずまき人とのコミュニケーションが苦手ヒヨコ妙なこだわりがありコアラ独自の世界観を持っている異世界の住人ですおすましペガサス

 

簡単に言うとヘンなヤツニヤリ

 

ちなみに、文章で何かを伝える能力はメッチャ低いカキ氷

 

ASDはリアルタイム会話が困難な理由の一つは、マルチタスクが苦手だからおすましペガサス

 

 

会話って一つだけの単純行動に見えるかもしれない。

でもボクたちASDにとってみればシングルタスクじゃあないです。

 

高度なマルチタスクなんですよっ寿司

 

「聴く」「考える」「喋る」って最低でも3つの事を同時進行しなければならない、超マルチタスクおばけ

 

 

一つの返答にどれだけ考えるかというと、

 

 

空気が読めないがゆえに、相手の言葉の意図を推測し、

関係性や立場などによって、使う単語を選定したり、

文脈や接続詞、助詞などに誤りがないか確認し、

3〜5パターンくらいの回答から最善を選択し、

相手との過去の経験を思い浮かべ、タブーとされる言動を控える努力をして、ようやく言葉にすることができるおすましスワン

 

 

ムチャなんです爆弾

 

 

 

 

そんなだから、

聞きたいことを人に質問するも苦手。

 

妻の、

「思ってる事言って」とか

「言ってくれなきゃ分かんないっ」に対する返答とか、

特に大事な場面になればなるほど、会話の難易度が上がる。

 

 

言いたい事、言うべき事を伝える能力が格段に低いんですよね(^_^;)ビックリするくらい簡単にモメる爆弾だからボクはできる限り会話を避けてしまうように最適化されてますキョロキョロモメるのイヤだからねおすましペガサス

 

 

でも、この社会で生きていたら、絶対に自分から話しかけなければならない事が出てくる。

 

どーするのびっくり!?

 

 

 

そんなときボクは、

 

会話のフローチャートを作成する(^^)

すいません。フローチャートを作ってプリンターとかで出力するってことじゃあないですよキョロキョロ頭の中でフローチャートをイメージするってことウインク

 

 

 

例えば、

明日ボクは眼鏡市場に電話する予定✨

(一昨日、急にメガネを買おうって決めたから)

 

メガネ屋さんで細かく視力を測って貰うのが目的口笛因みに、その店でメガネを買うかどうかは決めてないけどねっおばけ

 

 

 

ボクが、電話をするって大イベントが始まるくまクッキー

 

こういうときのボクはフローチャート方式を使うPC

 

 

まずポクは、①の質問

「少しお伺いしたいのですが、、そちらで視力検査を無料で受けさせていただくことは可能ですか?」

 

①回答は、たぶん大まかに「はい」か「いいえ」ですよね。

 

もし、①に「いいえ」と回答された場合、

「御社のホームページでは、無料で視力測定を実施しますとの記載がありましたが、それはウソだということで間違いないですか?」って聴く。

 

 

①に「はい」と回答された場合、

次の質問です。

「今から、そちらに行って、すぐに測定していただけるのでしょうか?」

 

「はい」の場合。

次の質問。

「では、今から向かいます。何か必要な物はありますか?」

 

②に予約制だと伝えられた場合

次の質問、

「最短では、いつ予約ができますか?」

 

 

すいませんキョロキョロ訳のわからん文章書いてることはよく分かってるんですけど、どうしたら説明できるか……難しすぎるえーん

 

 

 

とにかく、

ボクはメガネ屋さんに電話するために、

思いつく限りすぺての「必要な質問文」を用意する。

それに対する相手の「回答」を全部予想し、

その予測に対する「返答」を全て用意することになります。

 

 

「ホントに無料で測定してくれるのか?」

「飛び込みで行って対応してくれるのか?」

「時間はどのくらいかかるか?」

「待ち時間は?」

「メガネ買わなくても測定情報を開示してくれるのか?」

「コンタクトは付けたまま来店しても良いのか?」

「必要ないものは?」

……

 

みたいな必要情報を聞き出すために、前もって文章を準備し、それに対する相手のリアクションの考えつく限り全ての返答を準備します。

こう返答されたら、〇〇って答えて、もし△△なら、次はこうして、その次に□□の質問に対しては☓☓って回答して………

というのを頭の中でやってる。

 

 

そうやって何階層ものフローチャートを作成して、

そレに従ってメガネ屋さん店員と会話を進める車

 

 

 

わかりやすく言うといろんなパターンで予行演習してる。

 

コレ、分かりますキョロキョロ?

 

 

 

ボクはただの「問い合わせ」のために、おもっきり思考力を働かせて準備が必要なんです。スーファミレベルの情報量を頭の中で整理しないといけないんですよねおすましペガサス膨大な情報量。

 

じゃなければ、スムーズに会話ができないからっハロウィン

それがボクがよく言う「想定外の事には対処できない」というヤツだゲーム

言い換えれば、「想定」しておけば普通の人のように会話ができるってことねりんご

 

 

でもね、

たまにボクの予測をはるかに上回る「返答」がきたりする。

 

そんなときは大変っ!

 

 

例えばボクの、

「予約は必要ですか?」

の質問に対して、

もしも「10分ほど、お待ちいただく可能性があります」とかって訳の分からん内容の返答とかきたらびっくり

 

マジでパニックを起こす。

ボクの準備したフロチャートの予測外。コレに対応する準備は無い。

 

たったこれだけでボクはフリーズする。

 

 

「えっ!全く的はずれな回答がきたけど、質問の内容が伝わらんかったんか?もしかしたら聞き取れんかったんやろうか?だったら、もう一回同じ質問したほうがいいんやろうけど、待てよっ……同じ質問を何回もしたら絶対に変なヤツって思われるよね。聞き直したほうがいいんか?でも、同じような状態で聞き直したら、メッチャ怒られたことあるしなぁ……やっぱり聞き直すのはやめとこう。

あっ!もしかして!

予約を取るのに10分くらいかかるって事なんか?電話越しに10分待たないと予約ができないってことなんやっ!いやっ…それ電話越しに待たせすぎやろっ!仮にも相手は接客業の店舗店員やろっ。一般的には、こういう場合お客さんを電話越しに待たせるんじゃなくて、一旦電話を切ってから10分後にかけ直すんちゃうんかなぁ、ボクも以前に営業やってたときはそうしてたからなぁ。しかも相手店舗はそこそこメジャーな企業やでっ、そのくらいのサービスマニュアルもあって当然やろうし。

これって、向こうの店員の嫌がらせなんか?答えるの面倒くさいからボクは適当にあしらわれてるだけなんか?でも、それにしては、言葉遣いや声のトーンがすごく丁寧やでなぁ…怒りながら優しい声を出せるプロなんかもしれんっ………まだまだ続く……」

 

 

これがASDの頭の中ですおすましペガサス

 

 

会話の事故っ救急車

 

 

こうなると、まともに話すことできないので、

「あっ、分かりましたぁ、ありがとうございました」

って電話を切るしかないです。

 

 

そしてその後、家で一人反省会が始まる。

3時間も4時間もかけて、「あのときの優良回答」を模索するんですよね真顔

 

 

っで、そのときになって始めて気づく。

 

 

「予約を取るために10分待つ」んではなくて、

「予約取らなくても来店したら10分待ちくらいで案内できるよっ」って事を伝えてくれたんだってね(^_^;)

 

 

 

こんな事故起こさないように、

電話かけてから後悔しないように、

綿密な準備が必要なんですよねおすましスワン

 

 

 

電話だけじゃなくて、ボクのコミュケーションは基本的にフロチャート方式使ってます。

だから、予測外が多発する「世間話」ってのがメチャメチャ難易度高いんですギター

 

 

という話でした食パン

 

 

ヒヨコ

 

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