9月に入りましたが、ラスベガスは、相変わらず暑い日が続いております。
6日に45.5℃を記録し、歴代の9月の最高気温記録タイを観測しました。
ラスベガス編をスタートして、5回目になりますが、ここまで街の歴史をたどってきました。今回は、現在のラスベガスまで行き着きたいと思います。
前回は、スティーブ•ウィンが、ミラージュを皮切りにトレジャーアイランド、ベラージオとテーマ型巨大カジノホテルを次々と成功させていったところまででした。
この影響で、ラスベガスのストリップエリア全体に巨大テーマホテルが続々と誕生します。
パリをテーマにしたパリス、エジプトがテーマのルクソール、ニューヨークニューヨーク等のテーマホテルが次々と出来ていきます。
スティーブ•ウィンは、3つのテーマパーク型ホテル(ミラージュグループ)の成功で世界に名を知られるようになります。
ただ、グループ内の筆頭ベラージオに予算がかかり過ぎて赤字経営となります。そんな中、MGMグループがこのミラージュグループを全て買収するという事件がおきます。
これでスティーブウィンも終わったかと思われましたが、彼はベラージオで果たせなかった夢を追いかけ、2006年にウィン•ラスベガス、そして2010年にはアンコールという高級志向のカジノホテル2軒を完成させます。
因みにウィンホテルのロゴは、スティーブウィンの自筆のサインです。
凄い発想力とプレゼンテーション能力の高さで、お金集めも含めアメリカの有名起業家の1人です。
今のラスベガスの姿を作り上げた大きな存在でもあります。
100年程の間に様々なインフラが整い、人が集まり、カジノという産業が発展していく事でお金も集まり、そのお金が次第にクリーンにロンダリングされ、巨大カジノホテルが次々と完成していき2010年には、ラスベガスはだいたい今の姿になりました。
こうした歴史を経て、全米1のカジノシティが誕生したのです。
巨大カジノホテルが特徴的なラスベガスですが、
これには、理由があります。カジノの経営権取得には最低でも200室以上の部屋数が必要だったからです。
世界中の客室数トップ12のカジノホテルの11軒はラスベガスにあります。
70軒のホテルが建ち並び、総客室数は約13万室と云われています。
そして現在もラスベガスは変化、拡大をし続けています。
エンターテインメント、グルメも含めどんどん進化しています。
ただこのコロナ禍の影響で、3月中旬からすべてのカジノホテルは営業を中止しました。また様々な巨大イベントも中止されている状態です。
6月4日からカジノホテルは順次オープンしておりますが、まだクローズしているところもあります。
いよいよ次回からは、ラスベガスの見所を順にご案内してまいります。是非お楽しみに。
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