いつも一緒!絶望と!君が来ることはわかっていたよ。 | いつも木端微塵

いつも木端微塵

ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

15時に会場にもどって並び始める。

腕には灰色のリストバンドをして

19時の開場まで並ぶ。

 

途中雨が降ったりやんだりを繰り返して

寒く、体力が持って行かれる。

 

開場のタイミングになって、

モバイルeチケットと紙のチケットを両方出して

トラブルがないように最大限配慮する。

この瞬間にすべてが決まるため、

精神がギリギリの緊張状態になる。

 

そして、無事にモバイルeチケットをスキャンしてもらい

会場に入るわけだ。

ここで、そう、いつもの絶望がやってくる。

私が、希望の表情に変わろうとする時に

決まって最悪のタイミングで悪夢が起きるのだ。

 

私は、君が来るんじゃないかと思っていたよ。

なぜなら、人生はいつもそうだったから。

 

並んでいた全員が、なぜかBARに連れていかれる。

そしてセキュリティからここに座れと言われて、

皆で、BARの椅子に座らされるのだった。

 

どう考えても様子がおかしい。

次から次へと並んでいた人々がBARに入っているのを

見て、ここで決断をした。

こういうところは、私は日本人離れしている。

見限るときは一瞬で見限る。

そして、強行突破する決心をしたのだった。

「これ以上、待っていても無駄だろう」

 

同じ決断をした人々がセキュリティの前に集まり、

リストバンドがあるし、並んでいたと訴え始める。

日本人はこういう決断が苦手だと思うが、

私は早い方だが、4番手ぐらいにおしかけていた。

 

これを読んでいる人に、どう受け取られてもいいが、

何も言われたくはない。自分はすべてをこの夜に賭けている。

私の人生で、この日のこの夜は、この時だけなのだ。

すべてが無駄に終わって、失うのだとしても、

戦って失うということだ。

生きるために戦う。その結果無駄に終わるなら

無駄死にしようという決意だ。

 

ウクライナを例に出すつもりはないが、平和を獲得するために

戦って死ぬなら、死のうというのと同じで、

その覚悟を決めた人に対して、外野がとやかく言うのは間違っている。

彼らだって平和が欲しかったんだよ。

でも、世界には、クソ野郎がいっぱいるし、クソみたいな出来事がたくさんある。

誰も助けになんて来てくれないじゃないか。

誰も、誰一人、救いになんて来てくれない。

 

私はジムジム滝の前で、生きようか死のうかなんて悩まない。

生きるために戦い、戦って死ぬなら死ぬという考え方だ。

 

この会場のスタッフが良い人たちだったら、初めからこんなことしないんだよ。

 

その瞬間、たぶん、鬼の形相だったと思うので、

セキュリティは、テリーを通すのだった。

結果的に、右端のほうだが、最前列になるのだった。

 

勝ち取った最前列、Misaさんは、最前列になれず、2列目で

途方に暮れて、泣いていたところ、ソフィーが

真ん中にいれてくれたとのことだった。良かった。

ただ、心が折れたと言っていた。

 

人生の中で経験した中でも、悪夢のような経験の一つだっがが、

心はとっくに折れまくって、木端微塵のため、

もう、折れるものが残ってないため、

自動的に戦闘モードになるのだった。

 

ここで一句読む

ダブリンで

  甘い言葉に

   騙された」