当時、居酒屋でアルバイトしていたのだが、
給料は、本当に速攻で使ってしまう人間だった。
よって、お金はなかった。
当初、モリッシーのソロ作品は、けっこう無視しており、
スミスだけを聞いていた。
Viva hateを聞いた時に、良い歌もあるけど、
スミスの方がいいよねと思った。
よって、その後の2作品は、ロッキングオンで
ディスクレビューを読むものの、聞かなかった。
初来日も行かなかった。
スミスに関しては、すべての歌を歌えるぐらいに
聞いていた。
それが、今、こうなってしまうってのが恐ろしい。
お金が無かったので、ロッキングオンのコンサートチケット
プレゼントに応募するのであった。
そんなことをしたことは、それまでの人生で無かったのだが、
ダメ元で応募しようと、ハガキを出したところ当選した。
新宿リキッドルームは、自分でお金を出してチケットを買った。
ロッキングオンは、ちょっと宗教的な要素あるんじゃないかと批判もしたりするが、
このチケット当選には感謝している。
ブログでも過去書いたことはあるのだが、当選に声をあげて喜んだ。
そして仕事を休んで、まず、行くことのない、恵比寿ガーデンプレイスに行くのであった。
当時のことは鮮明に覚えている。
チケット当選者は前方の方に、並ぶように最初なっていた。
当選チケットを持って、そこで待っているわけだ。
一部の人にはわかると思うが、2012年の来日の時のように海外勢が前に並んでいるという
あんな感じだった。(あれは、あれでめちゃくちゃ反感を買っていたが)
自分たちの後ろに、整理番号順でコンサートチケットを持っている人たちがいた。
開場した時に、全力で突撃した。当時若かったから、今でも若いけど。
それで、最前列真ん中のやや右側になった。
あとから、聞いたところ、
私の後ろからは、チケット当選者の人たちは、最後に会場に入るというルールチェンジが行われたらしい。
それを無視したというか気がつかないで、もうダッシュしたため、最前列になった。
モリッシーが出てくるのを待っている時に、後方から一人の外国人女性が人をかき分けて
私に近づいてきた。
そして、右肩をトントンと叩くのだった。振り返ると、
今となっては生きているのかどうかもわからないが、ジュリアだった。
その昔、True to youというファンジンを作っていて、サイトも運営していた。
英語のよくわからない私に話しかけてきて、自分を横に入れてくれと言ってくるのだ。
通常、こういう発想が考えられないため、驚いてしまったのもあり、反射的に自分の隣に入れてしまった。
これが、ジュリアとの出会いだった。
Sunnyというシングルについて会話をしたと思う。
この恵比寿のコンサートは、生涯忘れられないぐらい素晴らしかった。
次の公演の時に、恵比寿の当選チケットで並んでいた人で、
私の真後ろにいた奈良から来ていた女の子に会った。
全員後ろに連れていかれたことを聞いた。
彼女は、もうダッシュして走り去った私を見て、
「あの人、最悪やわと思った」と言われた。今となっては良い思い出である。
もう、全部、時効でいいよね。
迷惑をかけたみんな、ごめんな!