2000年代突入して、クリムゾンが発表したアルバムだ。
90年代、ダブルトリオで戻ってきたクリムゾンは、スタジオアルバムは、わずか1枚にして解体。
ライヴアルバムは、数枚リリースした。
発売前に、メンバー編成を知って、失望した。
スミスからジョニー・マーがいなくなるとか、
SUEDEからバーナードがいなくなるとか、
リバティーンズから、ピートがいなくなるとか、
モリッシーバンドに、アラン・ホワイトがいないとか、
いくつもの失望があるが、
クリムゾンからブラッフォードがいなくなるというのは、個人的には、
それに匹敵する失望だった。モチベーションは、大きく下がり、
この時期の来日公演には行かなかった。
99年、2000年と、モリッシーに注力した。
本当に最高のライブ経験とは、この時だったような気がする。
しかし、クリムゾンのアルバムは、当然購入した。
当時、どうせ、ブラッフォードがいないんでしょ。
という投げやりな感覚で購入したものの、考えていたよりは、
失望の度合いは、少なかった。
特に、この曲は、良く聞いた。今のライブでも演奏されるが、ヴォーカルがない。
ヴォーカルも含めて良かった。
それこそ、モリッシーに歌ってもらいたいぐらいこの歌は好きだった。
アルバムには、戦慄4とかフラクチャーの改変されたものなどもあり、
当初、考えていたよりも聞くことができたし、聞いても良いアルバムだと思う。
しかし、恨み節にはなるが、残って欲しかったのは、ブラッフォードとトニー・レヴィンだった。
それは、やはり変わらない。レジェンドが2人も抜けるってありかよ!
ってふてくされた。
当時のインタビューで、ブラッフォードが、フリップから
ローランドのエレクトリックドラムを使えと言われて、嫌になったという発言をしており、
フリップ爺、いい加減にしろよと思ったりしたのだった。
現行クリムゾンのライブに、ブラッフォードがやってきて、メンバーと
一緒に写真を撮っているところを見ると、
何だかんだ言って、クリムゾンに愛情があるのだろうなと思った。
結論は、こんなのクリムゾンのアルバムじゃない!とは思わず、
まあまあ、聞いた。
この曲は、いまだに好きだ。
不思議だし、こんな変な作品、他のバンドは、リリースしない。