ようやく、まあ、一人で行ってもいいかなと
思える飲み屋が見つかったかもしれない。
まあ、許容範囲と言う意味で。
一人で飲み屋って、中々行く気にはならない。
下北のじじばばが、本当に最後だったような気がする。
あそこだけは、別格だった。
究極過ぎた。
他のお店が、確実に下になってしまう。
膨大な時を経て、あれは、何だったのかと思い返すことがある。
強い主張があった。
日本は、おもてなしの文化なので、
客の機嫌をいかにとるか、気分良くさせるか、
多くの人に良く思ってもらうか、引き付けられるかとか
そういう文化なのだけど、完全に逆行していた。
生ビールがなくて、瓶ビールしかないのに栓抜きがない。
通常の在り方をぶっ壊していた。
わざわざあの店に行くために、深夜電話して
空き状況を確認して、満席だったら、下北の他の店で
時間をつぶして、夜中の2時とか3時とかに行った。
人生の中でそんなことは、もう二度と起きない。
究極過ぎた。
モリッシーもそうだ。朝5時半から並ぶようなアーティストは、
人生の中でもう二度と現れない。
今のモリッシーの在り方や、考え方については、
人それぞれの考えでいいと思う。
モリッシーに関しては、本当に生まれてきて良かったという
経験ができたと思う。だから、やっぱり良かった。
何でもそうだが、生まれてきて良かったと思える経験だとすると
それは、本物だと思う。
何であれ、他人が理解できようとできまいと気にする必要もないし、
そういったことの積み重ねだと思う。
逆にそこまで言い切れないとしたら、それは、たいしたことない。
妥協の産物だ。