必死で寂しくない | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

 
モズツアーが始まる。
スコットランドには行ったことが無い。

最近、スコットランドコンプレックスに陥りそうではある。
私の夢は、マイルでスコットランドに行くことだ。
 
今回も行きたいが、時期が悪かった。
会社を辞めるとまとまって休みが取れるのだが。。。。。
 
過去のモズツアーは、たくさん思い出がある。
もう、それは、はるか昔の出来事。
 
何とか休暇をとって、貯金したお金をつぎ込む。
連日、路上の滞在時間がとても長い。
 
海外に滞在している期間中は、
精神的にハイな状態になっていて、よく眠れない。
次の日も早朝から会場に行かねばならない。

寝坊なんて許されない。
それは、取返しのつかない失敗であり、
滞在期間中の限られたチャンスを失うことになる。
 
チャンスであって保証されたものは何もない。
ずっと緊張状態になる。
参加する最後の公演の終了の瞬間まで続く。
 
全身には痣ができて、
シャワーを浴びるときに確認できる。
手を切ってシャツに血がついていたこともあった。
 
感情的にもなったし、怒ったし、感動したし、笑ったし、涙も流した。
毎公演緊迫していた。
 
まったく同じような生活を送ることはもうできない。
だから、今しかできないことを全力でしたほうがいい。
やらなければ、その瞬間にしかできなかったことが
永遠にできなくなる。
 
そんな感じなので帰国すると、ようやく心も体も休まる。
明らかに休暇中のほうが、すさまじく苦しい。
凍えてどうしようもなかった。
 
帰国後は、また、がんばって貯金して再び行こうと思う。
ツアー中だと、本当は明日にでも行きたいと思う。
 
毎日の味気無さ。
味気ない生活。
味気ない人生。
ようやく孤独感がやってくる。
 
この歌の意味というのは、体感している。
しかし、あの頃と変わってしまった自分がいて、
それもそれで寂しい。