今がいい | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

本当はそう言いたい。
いつも、過去よりも今がいいと言いたい。
 
過去は過去で良いが、
でも、今も良い。今、この状況が良い。
いつもそう思いたい。
 
でも、それが難しい。
 
今年、キング・クリムゾン50周年だが、
今がいい。
今が一番いいか?
そうではないという意見も理解できる。
実際そうではないだろう。

でも、この懐の広がった今のクリムゾンがいいのだ。
初めは否定的に感じたトリプルドラム。
70年代の曲を演奏するクリムゾン。
今がいい。
 
反面、モリッシーもジョニー・マーも
私にとってはそうではない。
今もいい部分があるという感じだ。
 
モリッシーのソロ作品では、いつも言っていることだが
サウスポーグラマーが一番好きだ。
歌詞が一番美しいと思う。スミスよりも歌詞が好きだ。
 
アラン・ホワイトがソロ作品を出すとモリソロに記事が出ていた。
でも、アラン・ホワイトにはモリッシーの曲を書いてほしい。
モリッシーバンドで演奏して欲しい。
単なるリスナーの我儘だ。
 
なかなか、物事は最高と思えるところに行かない。
 
日常を考えても、今がいいとはいい難い。
仕事も難しいし、良い状況ではない。
いろいろなことが良い状況ではない。
ずっと昔から戦い続けているような気がする。
 
何かの罰ゲームのように感じることがある。
理不尽なことが起きると、
きっと生まれる前に、この罰ゲームを引き受けたのかもしれない。
自分で引き受けたのに忘れているだけだと考えたりする。
腐っているものは捨ててしまえばいい。
 
いつか、またあの瞬間に行きたい。
心から望む瞬間に。
 
理論や考えよりも、
行動と瞬間と犠牲と情熱が大事だ。
 
犠牲がないということは駄目だと思う。
犠牲という言葉を使ってしまうと難しいが、
でも強い気持ちがあるから犠牲を払える。
 
純粋にそれは、犠牲そのものではない。
自ら積極的に選んでいるからだ。

でも、あえて犠牲と言う言葉を使うとすると、
結局、行動と犠牲がないものは本物ではないと思う。
 
人は常に、そんなに覚醒状態ではいられないから、
気持ちの盛り上がりに欠けてくるのが日常になる。

常に必死ではいられない。
5年ぐらい前に、北海道で娘さんをかばって凍死した父親がいたが、
常に、そんな戦いをしていたら、何度死ぬのかわからない。
 
でも、何が本物で、何が本物ではないかというのは、
わりとはっきりしている。
 
しかし、考えれば考えるほど、本物から遠ざかる。
 
瞬間的な爆発というのは論理からは生まれない。
情熱からしか生まれない。
 
そして、何が自分に足りないか、
昔と比較して情熱が足りない。
やれやれ。