元ネットワークエンジニアが考えるIT業界で長く働くために必要なこと | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

実際長く働く必要があるのかどうかわからない。
それが幸せかもわからない。

 

いわゆる一般企業、ユーザ企業と言われる会社でも
勤めたことがある。

IT業界というのはいまだ未熟な業界で
だからこそ、チャンスや抜け道もあるのだと思う。
デメリットはメリットにもなる。

 

IT業界で長く働くために必要なことは3つある。
これに自信がない場合は、他の業界や職種にしたほうが
いいのではないかと、個人的には思う。
研究職とか保守対応は別と考えてもいいかもしれない。
私の個人的な考えだ。

 

IT業界以外の会社で働いていた経験が
あるわけだが、実は、その会社が今でも一番好きだ。

 

必要なことはもっとも重要なことから書いていく。

 

1位 メンタルの強さ。

 

これがネックで飛び込んでもあえなく撃沈する人は多い。
トラブルが長く続くと精神的に堪える。
心が病んで離脱していく人も残念ながらある程度いる。
ここが業界によっては、一般企業と異なるところかもしれない。
体力もある程度必要なのでタフであることが一番必要なことだ。

 

2位 客商売が比較的好きであること

 

結局ITといっても研究職や保守業務でないかぎりは通常は、
サービス業で客商売になる。顧客とのリレーションシップを大事にできること。
これは、どんな職業でも必要なコミュニケーション力じゃないのか?
とつっこまれそうだが、そうかもしれないがITというと技術って
感じもするので、この客商売が大事という意識を強くもってない人は、
けっこういるような気がする。

個人のこだわりが強い人はむかない。

 

3位 技術力

 

結局ITといってもこれは優先度としては3番目になる。
3番目でも必須ではある。
だいたい、企業には技術のある人ってのが必ずいるし、
その分野で強い人を探して協力してもらうことができる。
説得力を持つためには自分で新しい技術を調べたり
キャッチアップすることはもちろん大事だ。

しかし、大きなプロジェクトをやると結局体力勝負、マンパワー勝負だったりする。

 

ベンダーの最上位資格をたくさんもっているとか
特定の技術に詳しいってのはアピールにはいいと思う。
どうだ、俺すごいだろう!!ってのを前面に押し出すのは、
大きなプロジェクトは、結局体力勝負、マンパワー勝負
企業価値などが大事っていう実態を実感としてわかってない。
はっきり言うとわかってない奴と言っていい。

 

この3点を、大事にしていけるならば、
成功するかどうかはともかく働いてはいけるだろう。