Southpawから20年 | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。


アランホワイトもコメントを書いたようだけど、
DUでは、このアルバムが売れ残っていた。
あとキルアンクルも。

サウスポーグラマーという作品はどうも
全体として曲数が少なくてサウンドがすべて
似たような感じのところもあるため
ファンの中でも評価は高くないようだ。
市場においてもそのような感じといえる。

確かにシングルチャート1位になるような名曲もない。

でも、自分にとっては、1枚選べと言われると
この作品を選ぶ。

TeachersとSouthpawに関しては、10分を超えていて
まるでプログレだった。
全体的なサウンドが似ているところはパンクのようでもある。

スミスから含めて1枚選べと言われると
苦しむがそれでもこれを選んでしまうかもしれない。
これだけある種不完全な感じがする作品を
選んでしまうかもしれない危うさ。
そういう人はまずいないだろう。

Southpawという曲は1度としてライブで演奏されたことはないが
見てみたかった。
95年の来日の時に演奏してほしかった。

アランホワイトがいない今、演奏してもらっても困るということも
あるかもしれない。

個人的なインパクトとしては、
クリムゾンのスターレスと同じぐらいの破壊力を持っていた。

そしてドラムに関してはすべてのモリッシーのソロアルバムの中で
このアルバムがベストと言える。

歌詞もスミスのような天才的フレーズ全開ですということは
なくて、かなりイギリス的で背景がわからないと意味がわからない
ようなところがある。
特にダガンハムデイブとか。
でも、こんなにもしっくり来てしまったメッセージは他になくて
妙に腹に落ちてきて納得してすばらしいと思ってしまった。

メッセージという観点でみると、その後に出る
alma mattersやirish blood english heartにも感動したのだけど
それでも、
do your bestやsouthpawなのかもしれないと思うことが時々ある。

膨大な年月が過ぎ去っても、この時のインパクトは
その後の人生を決定づけてしまった。
もはやこの部分は変わることができない。

聖書よりもこのアルバムが好きなのだ。

このアルバムが真実だと思ったまま
生涯を終えようと思う。

この先、本人もこのアルバムを超えるものは出せないと思われる。