日本と真逆 | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

フィリピンは、投票に行かないと
パスポートを取ることができない。
投票のためのIDカードがある。
この仕組みにより、投票率が高い。
投票しないと国も面倒見ないという
考え方だ。


いたるところに子供がいて
外で遊んでいるが、そういう
子供たちは比較的貧しい家庭の子供たちで
1つの家庭に子供が5人とかが普通だ。


貧困が拡大している、
人口は急増している。


日本のように少子高齢化で
労働人口が縮小していくなんて心配はない。

むしろ雇用確保が深刻な課題となっている。


学費はきわめて安く、
小学校などほとんど無料。
小学校の最初の学年には7歳から
14歳までの子供がいる。
小学校に通えない子供は貧困が理由。


学費がかからないのにどうして小学校にいけない
子供がいるのかというと
学校までの交通費や、学校に持っていくお弁当などの
お金がないからだという。食べさせるだけで精一杯ということだ。
交通費は高いかというと片道40円ぐらいなのだが
それも払えない。


日本のように学校は近くにあって
給食も出るという国ではない。
そして1クラスに子供が80人ぐらいいる。
教師はマイクを使って授業をする。


日本でも
子供が多かった時代、公園に行けば子供たちがたくさんいた。
ここは、そんな雰囲気であり、公園どころか
いたるところにその辺の原っぱにもたくさんいる。


ある程度裕福な家庭の子供は、家の中でゲームをしたりする。



年がら年中外で遊んでいる子供は貧しい。
貧困の拡大は、深刻な国の問題ではあるが、
子供たちは微笑んでいる。
微笑みがこの国にはある。


当然、貧困者が増えれば、犯罪も増加する。
少子化で悩んでいる日本とは真逆だが、
この国にはこの国の問題がある。


日本の場合、労働人口が減って
若者がただ、高齢者に利用されるために
社会で働いていくとは思えない。
彼らは逃げだすだろう。


高度成長時代の勢いがあったとき、
ある企業は、国の厚生年金とは別に月額30万円の年金を支払い
定年退職の時には5000万の退職金を支払うという話を聞いた。
それだったらひたすら会社に尽くすでいいのだと思う。


今ではあり得ない。退職金は自分で運用が一般的で年収に含まれる。
会社は、社員に対して、何かの義務を背負うことをリスクと考える
ようになった。つまり日雇い労働に近くなっていっている。
それが今の社会の傾向で
今あるのは、今何ができるのかだけで
ひたすら帰属意識や所属意識は薄れて行く。

日本社会には暗い未来しか考えられない。


ここでは、貧しい子供たちが外で遊んでいる。
問題はたくさんあるが、
家族のつながりは強く、微笑みがある。活気がある。
子供や若者の多い国のほうがエネルギーを感じるし
可能性を感じる。