会社の同窓会 | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

初めて就職した会社の同窓会に行った。
3時間飲みっぱなしで、いろいろと
話を聞いた。


当時の社長、副社長、支店長や本部長などの
挨拶もすばらしかった。


結局当日参加者が68名で、
しかも、会社はなくなってるから
社員名簿なんて存在しない。

人づてに連絡が広がっていった。
30名も集まれば大成功だと思っていたらしい。


この会社はもう買われてしまったのだが、
挨拶の言葉で、私が思っていることと同じように
「今の会社でこういう風にやってこれだけ集まるかな?
集まらないんじゃないの?」
とスピーチしていた。こういう素直な発言が
できる会社だった。


人数も少なかったから誰が働いているか顔と名前も
一致した。


毎年12月には六本木のアメリカンクラブで
会社でクリスマスパーティーを行っていて
それは、懐かしい思い出だ。家族も同席できた。


いま、時代的にそんなことやる会社もないだろうけど。


僕が入社した時の社長に、「これだけ人が集まるってことは
やっぱり良い会社だったということじゃないですか?」
と言った。


企画した人も「そうそう、そういうこと。」と言った。


当時の社長も78歳。支店長クラスはだいたい引退していて
あと、2年とかで60歳という人もけっこういて
驚いたのが大半65歳までは働くのだそうだ。

業務経験が長くて人脈もあって通関士持ってたりとかすると
けっこう需要があるみたいで。
特殊業務でもあるのでオペレーションやってるような
人もなんだかんだと需要がある。

あと、企業側も65歳までの雇用を前提としつつあるのかも。


もっと若い人がガンガンやっていれば状況が違うのだろうが
思ったほど下も育ってないのかもしれない。


日本社会というのは、全体的に若者にチャンスを与えない。
だから、あまり良い社会ではない。


同窓会はかなり盛り上がり、皆で集合写真も撮り
毎年やることになってしまった。
11月の第2土曜日だそうだ。
そこは開けておかなくちゃいけない。


しかも、この日のためにタイから来たとかいう人もいるし、
わざわざかけつけるとは、すさまじかった。


僕を正社員にしてくれたパキスタン人は
相変わらず出世まっしぐらでオペレーションのトップとして
香港の空港で働くため引っ越すそうだ。
行くことがあれば連絡しますと言ったら
「今行ったら大変だよ。反日で」と言われた。


今回、この企画をした人に、僕がききたかったのは
今はどうなのか?ということ。
彼は、徹夜で当時の写真などを集めて
20分のビデオを流し、みんな懐かしく見ていた。


率直に僕はきいたところ、返ってきた言葉は
「今も悪くはない。」だった。
なるほど。でも、良くもないと
そこまでは言わなかったが。


僕は当時の社長に、こういった。
「たぶん、僕は残りの人生、こういう会社にはもう
入れないと思います。」といった。


社長は黙っていたが、副社長は
「いや、それが普通なんだ、たまたまこの会社のカルチャーがそうだったり
時代の違いがあったりとか、こうじゃないのが普通なんだ。」と言った。


お前の業界も大変そうだなという話になった。
ITというと一時は華やかだったけど、今は鬱になる人が多いとか
けっこう暗いイメージもあって技術が移り変わるから大変だろうと。


事実、北朝鮮とかうつ病養成所とか言われている部署もあるし、
その環境を構築している側、だいたい営業ラインとか

技術マネージャーなのだが、
意識として悪いともおかしいとも思っていないというのがある。


感覚がマヒしてしまっている。恥ずかしい職場だということを
認めていない。だから、どうにもならない。


もし、自分が新人から入社して、

一つの会社一つのカルチャーだったら
それが当たり前と思ってしまうかもしれない。
そういうニュアンスに近い。


人数も多いのだが、

若い社員が、ある狭い環境でひたすら検証や
QAみたいなことを何年もやるとする。


そうすると社会人としてもっともっといろいろな世界があるのに
そういうことを若いうちに吸収することもなできない。


どこか、ひどい洗脳に近いような部分がある。


他にも書きたいことは山のようにあるが
またにして、もう今の会社の飲み会は極力欠席
自分で費用払っていきたいとは思わない。


時間とお金がもったいない。空しい。


この日のような飲み会に出たほうが
吸収することも多い。


つくづく今の会社のカルチャーが嫌いなんだということを
実感した日だった。


3時間飲み続けたのもけっこう久しぶり。
かなり飲んだ。