ビジネスパーソン?怒りとあきらめ | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

ある最悪な1例を書こう。
世の中には他人のことなど全く考えないふざけた
技術者がいる。

とあるお客様の案件でネットワークデザイン、機器選定、
をして提案受注した。
しかし、その案件をやるのは彼ではない。
いわゆるネットワークデザイナーという仕事なのか
コンサルティング営業なのか僕にはわからない。

しかし、仕事をふられた人間がいて
ふたをあけてみるとボロボロなのである。

ルータでしなくてはいけない冗長構成はできない。
設計段階でよく機能を調べてないのである。
またそのルータの導入実績はない。
絶対にその機種でなくてはならないというわけでもない。

また、シスコルータでのIDS機能は社内的にサポートされていない
そのこともちゃんと確認を取るとか調べるとかしていないのである。
どういう問題点があるかちゃんと確認していればそういう設計はしない。

PIX Firewallで6.3からOSPFがサポートされているが
デザインした人間はその導入経験があるわけでもないし、
どのくらいの実績があるかも把握していない。
実際検証してどうなのかとか知っているわけでもない。

しかもお客様はそれを必要としていない。

本当にスキルがあるエンジニアとは導入実績や
保守、運用を考えて提案できる人間である。
なるべくシンプルにする。他のSEでもわかるようにする。

ネットワーク機器をおもちゃにみたてて自分の興味本位で
設計する人間がスキルがあるわけではない。
そういう人間が仕事をふると振られた側が迷惑である!

上記のようなネットワークデザイナーは
技術があれど、どれだけコマンドを知っていようとも
CCIEだったとしてもビジネスパーソンとして失格である。

常に優れたビジネスパーソンは相手のことを思いやるはずである。
俺が決めたんだからお前はやればいいんだよといって
提案している内容はお客様の要件にかみ合っていない。

提案している側は責任もとらないしとれない。
人として終わっていると思う。

ビジネスパーソンとして終わっている人間というのは
自分のしていることがどれだけ迷惑をかけて人に不快感を
与えているかということがわかっていない。
自分はわるくないといいはる。謝るということができない。

だから話し合っても仕方ない。関わらなくなるだけである。
関係からはずしていくしかない。

どれだけ言ってもわからない。自分の非もみとめられないし
仮に認めたとしてもうわべだけだろう
そういうことでは信用はされない。
エンジニアの世界にはごく当たり前のこと、ビジネスパーソンとして
常識ということがわかっていない人も残念ながらいる
お話にならないレベルである。
というか人として問題あり?
っていう感じの人間がいる。

はっきり言ってあきらめるしかない。
理解するかどうかは最後はその人間の資質である。

変化が大事とか言っている人間ほど自分が変化できないんだなと
学ぶ今日この頃。