前回、追儺の記事を書いたので、今回は関連した鍾馗の記事を書いて行こうと思います。さて、根付には、「鍾馗」をモチーフにした作品が沢山残っています。今回のZACKE AUCTIONにも、何個も出品されていましたが、いづれも高額落札でしたね。
帽子の上や背中に隠れる小鬼、鍾馗は手に持つ刀で見つかれれば切り裂かれること間違いなしの雰囲気が出ています。ここでの小鬼も追儺の小鬼と同じ「魔」であり、鍾馗は魔を払う神として彫られています。
江戸時代の絵画にも沢山の鍾馗図が残っており、磨を払う神として浸透していたのしょう。葛飾北斎の鍾馗は、病気の疱瘡は赤を嫌うとされる朱赤で鍾馗を描いています。多くの鍾馗画は、子供の無事を祈って、枕元に掛けられていたといいます。
根付の鍾馗は、厄除け、病魔退散の護符として腰に提げていたものでしょうね。




