なんでも鑑定団で現代根付師の宮崎輝夫氏が出演していたと友人から教えてもらいました。
早速録画してあった番組を見てみると、どうやら芝山細工の解説役として出演されていたようです。登場時間は短かったものの、作品の魅力が伝わる良い演出でしたね。


鑑定に出されていたのは、明治時代の金工品に芝山細工が施された見事な作品でした。これだけ見栄えのする品なら人気があるのも納得です。
もっとも、日本の一般的な住宅では置き場所に困りそうです。出品者は宮大工の方でしたので、ご自宅もかなり立派なのでしょう。普通の家ではなかなか飾れないサイズだと思います。(笑)

それにしても驚いたのは、今から40年ほど前に、このような明治期の超絶技巧作品が日本の骨董業者の手にあり、実際に流通していたという点です。
当時の海外オークションカタログなどを見ると、その頃でもかなりの高額品でした。里帰りさせた業者さんも、商売としてはそれほど大きく儲かったわけではなさそうです。

昔のオークションカタログを見ていると、この時代は本当に玉石混交です。素晴らしい根付もあれば首を傾げたくなるような品も混在していて、エスティメートも今の感覚からするとかなり大雑把です。


しかし、それがまた面白いところでもあり、見だすと止まらない魅力にあふれています。
今なら争奪戦になりそうな名品が比較的安い値段で普通に掲載されていて、「ああ、これ欲しいなあ」と思う品が次々と出てきます。
この辺りの木彫作品など、今なら軽く10倍くらいの値段になっていても不思議ではないでしょう。
昔は良かった!!!デロリアンタイプのタイムマシンがあったら、、、
かっとんでいくのに!!!!
もっとも、タイムマシンがあるなら40年前では満足できません。
江戸時代まで戻って根付を買い集めます。(笑)
当時の名工から直接買えば、本物間違いなしの最高の仕入れです。
……あれ?
でも当時買うとそれは骨董根付ではなく、現代根付になってしまうのか?!(笑)
まあ、私は現代根付も集めているので問題ありませんけどね。(笑)