根付道<Netsuke Road> -2ページ目

根付道<Netsuke Road>

気楽にぶらぶら、根付蒐集の道を歩くブログです。

大阪骨董アンティークフェスタのポスター大阪アンティークフェスタの展示品今日は、大阪アンティークフェスタ。
ぶらぶら歩いて目に留まった一つ提げ。店主さんに値段を尋ねたら、いきなり“骨董屋の難問”を出されて頭が真っ白になりました。

「12点160万円で買って、手数料が5%だった。さてこの一つ提げはいくら?」

え?
とりあえず計算すると——
160万円の5%は8万円で合計168万円。
12点あるので割ると 1つ約14万円。

ここまでは普通の算数問題です。

ところが続けて、
「ただし、良いのばかり4点程持ってきた!!!!」
という骨董屋オリジナルの追加条件が提示されます。

つまり、言いたいことはこういうことらしい。

12点のうち“良いの”は4点

残り8点は雑魚
168万円÷4=1つ40万円前後
雑魚は数万円とすると

合計180〜200万円の売り上げと20〜40万円の利益になるという“骨董屋利益率方程式”が成り立つのかな?
 

まあ、そういうこと……なんじゃないかな。知らんけど。
大阪アンティークフェスタ、一つ提げの展示骨董品フェスタの提げ物と根付大阪アンティークフェスタの展示品
瞬時にここまで計算して、僕は自分の確立しているコレクター方程式に当てはめて正解と思える答えを言いました。

「8万円でお願いします!!!!」

すると、強いお叱りの言葉と共に 大きなバツ印を即答で頂きました。

「もう一度設問をよく聞いて!!!!!!(怒)」

いやいや、僕は普通の平凡なコレクターで、
大阪アンティークフェスタに出店するような凄腕業者を目指しているわけではありません。

骨董屋開業するための
骨董利益率連立方程式の解き方の設問はやめてほしい。

ぶっちゃけ、僕の中で一つ提げはヤバイコレクターアイテムです。
カマスの金具や素材がどんなに面白くでも、せいぜい数万というところ。例外的に、加納夏雄や香川勝廣、豊川光長等の帝室技芸員が制作した金具は高値ですが、、、僕は全く好きじゃない分野です。
普通の一つ提げの価格を決める最大のポイントは、付いている根付や緒締です。

立派な箱に入って帝室技芸員の金具使用で数十万〜数百万で売っている一つ提げもありますが、あれはプロ同士の売買なんじゃないかな。
素人が飽きて売った場合、メチャクチャ叩かれるアイテムという認識しかありません。

 結局このあの後の試験問題にも全く正解できず、見事に不合格。
難しすぎるよ……もっと偏差値45くらいの問題を出してほしいものです。
(ここに出店している川那部さんなんて、いつも
「いいよいいよ、それで……」と平易な問題ばかり出して丸くれます。)

 次回は、せめて筆記試験ではなく面接試験にしてほしい。
僕の好印象を与えるサラリーマン処世術で、なんとか合格してみたいものですね。(笑)骨董品展の一点物、鳥と花柄の提げ物大阪アンティークフェスタ、赤い伊勢海老の模型