写真は根付師が作る小さい置物で、マニアックなジャンルですが根強い人気があります。写真の製作者は、蓬丘堂逸民といって、江戸の後期くらいから明治にかけて活躍した根付師です。
怒りに満ちた男性はグーパンチで小鬼をなぐりつけています。なんて、ウソです、、、ホントは豆を握っている追儺の場面ですね。(笑)
小鬼が泣き叫んでいる姿は、家庭でのDVそのもの・・・みたいな雰囲気ありますよね。(笑) 鬼は(病)魔であり、それを打ち払う生命力溢れる男性は神の象徴として彫られているため、こんな弱々しい姿の小鬼として表現されているのでしょう。
根付師の逸民らしい作風は、下まで彫ってあることでしょうか。普通の置物は、下はフラットになっていて彫っていないものがほとんどです。この作品は、六面体全て彫る根付師らしい小置物となっています。
日本では中々お目にかかれない作品ですが、海外のオークションだとたまに出てきます。毎回、高額落札されているので、あちらでも魅力を感じる人がいるのでしょうね。
日本の骨董市では安く出ている、、、なーんてことはもちろんありません。それでも探してしまう魅力があります。根付師が彫った置物なんて面白いじゃないですか!!
次の骨董市で出てくると良いなー、、、





