次女 「お姉ちゃん、わたしが玉結びしてあげるからリボン結びをして。」
何を結ぶのかと見ると、次女の服の紐…。
つまりは頼み事。超絶に上から目線です。
次女 「わたしが玉結びしてあげるって言っているだろうが!早くリボン結びをしなさい!」
音速の切公子。切れるのはやっ!
奈々氏「頼むにも言い方があるでしょう。お姉ちゃん、次女にやらせな。手を貸す必要は…。」
長女「はーい、次女ちゃん、どこの紐?」
すっかり言いなりでござる。
その次女、いつもネコのように手を口に入れて舐めては、
ツバを髪の毛に付けて撫でるを繰り返すのが日課の為、
年中頭髪はツバの匂いで充満している。
次女がツバくさい、長女がドンくさい、奈々氏はメンドくさい。
これが標語の如く我が家に定着している。
ソファの上で紐を結んであげる長女。
長女 「はい、できました。どう?」
次女 「うわあイイネーイイネー。オッケーよ。」
奈々氏「ちゃんとお礼を言いなさい。」
次女 「・・・・・・・・・・・」
次女「お姉ちゃん大好きー!ぎゅううううう。」
と言って長女の顔に頭を突き出してグリグリする次女。
長女 「うぎゃああああツバくさいーーーー助けてーーー。」
次女 「・・・・・・・・・・・」
次女 「お姉ちゃん大好きーー!ぎゅううううう。」
更に頭を顔に引っ付ける。退かず媚びず省みず。
長女 「ひいいいーーーーツバの香りがああああああ、ママ助けてー。」
ここまで来ると次女は完全に楽しんでやっているように見える。
恩を仇で返すとは。
奈々氏「お姉ちゃんが嫌がっているじゃないの。止めなさい。」
と言うと、
次女 「分かった。」
と言って頭をお姉ちゃんの腹の辺りまで降ろす。
ごろごろとお姉ちゃんの膝に甘えるように。
長女はため息を付きながら、安堵する。
長女 「まったく、次女ちゃんはほんとうにネコみたいなんだから。なでなでー。」
奈々氏「・・・・・・・・・(ガクガク)」
長女 「え?ママどうしたの?」
奈々氏「次女があんたの腹の部分を…」
次女は長女の腹の辺りの服をペロペロと舐めながら絶賛ツバの匂いをマーキング中。
まだあきらめていなかった。
長女 「ひゃあああああああ。離れてええええええええ。お気に入りの服に臭いがああ。」
酷いこれは酷い。
次女 「ごちそうさまでした。」
そう言って次女は逃げて行った。
次女 「お姉ちゃんお願いー。」
長女 「はーい。」
歴史は繰り返す。