今日12月8日は・・・
そうですJohn Lennonの命日です。
1980年の今日でした・・・40歳でしたね。
ということは、生きていれば、彼は70歳というわけです。
残念ですねぇ・・・世界中で、DJたちが、今日は
「Happy Xmas(War Is Over)」をON AIRしたりしてJohnの平和へのメッセージなどを知ったように語っているんだろうなぁ~・・・なんて考えながら、ワタシは静かにしています。
この件に対しては・・・
だって・・・ワタシにとっての・・・12月8日は・・・
Jim Morrisonの誕生日なんです。
1943年12月8日生まれなんで、67歳ですか・・・本名James Douglas Morrisonです。
残念ながら1971年7月3日に27歳で亡くなって
もちろん今は、この世に存在していません(とかいいながらまだ生きてると思っていますが・・・)
現在は、フランスのパリの東部にあるペール・ラシエーズ墓地Cimetiere du Pere-Lachaiseに埋葬されています。
おそらくそこで彼は毎夜飲んだくれて、
一緒に埋葬されているEdith PiafやMaria Callasや、またChopinたちと
音楽っていうか詩を歌っているんだろうなぁ~って・・・
だからワタシもこの日はHappy Birthdayでございます。
前祝いとして映画『WHEN YOU'RE STRANGE~ドアーズ/まぼろしの世界』をレイトショウで観てきました。
もちろんthe doorsの誕生から終焉を迎えるまでのその歴史を知ることはできるのですが、
何と言っても、未発表映像が観れたこと、しかも生々しい姿を知ることができたこと・・・
とにかく貴重な体験をすることができたわけです。
Jim Jarmusch監督の『Stranger Than Paradise』の撮影監督でデビューし、
『Johny Suede』の監督として名を上げたTom DiCilloの初の長編ドキュメント作品で、
しかもナレーションは、Jim MorrisonをリスペクトするJohnny Deppが担当していることで、
愛に包まれたワタシたちファンも納得のいく作品となったのです。
ストーリーは、ハイウエイでヒッチハイクするJim Morrisonの映像から始まります。
これは、69年にJimが友人と制作した脚本から飛躍させた伝説の映像『HWY』なんですね。
決して巧い演技とはいえませんが、生々しくまた初々しいJimを知ることができます。
また彼の映画への愛情。決して才能があるとは言えませんが(笑)
しかしそこに向けた情熱を随所に感じることができるんです。
彼がRay Manzarekと出会ったのがUCLAの映画学科の教室ですからね。
この鮮やかなカラーの映像が所々で光として登場します。
すべての実在の映像による影の部分に光を射すような不思議な位置を築いているのです。
フロリダ州立大学時代の地味なJimの映像も観ることができます。
髪も短く、賢そうな田舎の少年といったそんなJimです。
これは実に貴重な映像です。
1964年撮影のフィルムからです・・・
その他にも、the doorsを結成してからの
彼個人の貴重なインタビューや、
コンサートの始まる前に、ファンたちと触れ合うシーンとか、
スーパースターなのにも関わらず、実はものすごい人懐っこい一面を持つ彼の自然な姿に触れることができます。
CoolなイメージのJimが実はこんなにもお茶目なところがあるとは・・・ちょっとビックリしました。
そしてもちろんthe doorsの映像も満載です。
それは伝説のライヴや、
何よりもいわゆる事件といわれる騒動に起きたライヴの周辺とか・・・
Jimのスタイルは、執拗なまでにファンを煽る、
いわゆるファンの衝動を奮い立たせるまで、とことん推し進めていく。
そしてさらに、Rayの絵画を描くように創造する音と
John Densmoreの魂を打つビートと、
そして、Robby Kriegerの掻き毟るようなサウンド・・・
やはり彼らの作り上げる音と、Jimのパフォーマンスが一つになり
the doorsがファンの心を扇動していったのでしょう・・・
ところがマスコミは、Jimの衝撃的なパフォーマンスのみをクローズアップさせて
彼をカリスマに押し上げようとします。時代の寵児として・・・
そして3人は、そんな彼の必要性を感じ、
どんなに泥酔状態でレコーディングに来ても、
ライヴに大遅刻してきても何も咎めません。
つまりJimに依存していたということは否めなかったわけです。
そんなことでどんどんJim Morrisonの疫病に侵されていくような・・・
それでいて、真実に触れていくような・・・
そんな時間を体感していきました。
ワタシの大好きな後期の70年リリースのアルバム『Morrison Hotel』や、
70年の『L.A. Woman』・・・
その頃の乱れたthe doorsのタイムリーな映像を知ることができて、
今日は、レコードでこのアルバムを噛み締めるように聴いています。
the doorsは、70年12月12日のニューオリンズを最後にライヴ活動を中止するわけです。
混沌としたアメリカの社会情勢、またヴェトナム戦争による若者の怒り、
そういったメッセージの弾道ミサイルのように祭り上げられたJim Morrison。
そんな彼も、71年3月にはフランスのパリへ移住。
恋人のPamela Coursonと自分らしい生活を過ごすようになります。
それで結局は、そんなパリのアパートのバスタブの中で7月3日に死んでしまうことになります。
Jim Morrisonの父親は、George Stephen Morrison。
海軍大将です。提督です。ヴェトナム戦争を最前線で指揮していた人物です。
息子は、ヴェトナム戦争反対を訴える若者の象徴となり、父親はその戦争を最前線で指揮する・・・
なんともいたたまれないこの親子関係は、
この7月3日の日も、父Georgeは、海軍大将として初めて指揮をする日ということで・・・
泣けてきますよ。本当に・・・
映画『WHEN YOU'RE STRANGE~ドアーズ/まぼろしの世界』を観て、
今年の12月8日のJim Morrisonの67歳の誕生日は、またしみじみとワタシは過ごすのです・・・
今は、アルバム『Strange Days』を聴いています。