成長を求めると、質が落ちるかどうか
先日のエントリに、(恐らく) 生徒様からのコメント
がありました。
> 盛んに会社の成長を述べられていますが、既存の生徒の満足度に対するフォローがされていませんよ?
>
> 特に新しいチュータの質が酷い。
> チュータへの採用、教育、評価/報酬のシステムがイマイチなのでは??
このブログは、生徒様とのやり取りをする場ではありません。
ですので、生徒様に対してここで返答するのはなるべく避け、レアジョブのサイトに誘導しています。
ただし、 「成長を求めると、質が落ちるのではないか?」 という問いについては、
生徒様以外でも、このブログの読者の方が興味を持たれると思うのではないかと思います。
ですので、下記、公開質問状として、返答させていただきます。
> 盛んに会社の成長を述べられていますが、既存の生徒の満足度に対するフォローがされていませんよ?
>
> 特に新しいチュータの質が酷い。
> チュータへの採用、教育、評価/報酬のシステムがイマイチなのでは??
まず、ご不快なレッスンがあったのではと推察いたします。
まことに申し訳ございません。
もしよろしければ、どのような点がご不快だったか、レアジョブのカスタマーサポート までご連絡くださいませ。
生徒様に対する適切なお詫びや、講師に対する注意など、こちらのスタッフが対処させていただきます。
具体的なご意見をお教えいただければいただくほど、スタッフが後日改善施策を打つ際に大きな助けとなります。
また、ご存知かとは思いますが、レッスン評価システムで講師に匿名でフィードバックを返すことも可能です。
また、レアジョブでは、レッスン評価などの定量データを定期的に確認しております。
そのデータによると、生徒様からの評価が長期低落傾向を示しているということはないのですが、
やはり、中にはご不快な経験をされる生徒様もいらっしゃるかと存じます。
そういったレッスンを少しでもなくすよう努力して参りたいと考えております。
レアジョブは、格安を売りにしているサービスではありますが、
某大手衣料チェーンのように、安さと品質を両立させることは可能だと考えております。
同チェーンは1990年代に、圧倒的な安さによって、量を確保しました。
量を確保すると、品質が向上しやすくなります。
なぜなら、例えば1万着の服を売っている業者が、1,000万円の品質改善投資をしたとします。
この業者は、最終的に1着当たり1,000円の費用を消費者に転嫁する必要があります。 (1,000万円÷1万着)
でも、100万着の服を売っている業者なら、1着当たり10円の転嫁ですみます。
だからこの業者は、1,000万円の品質改善プロジェクトをいくつも同時で走らせることができます。
結果、100万着を売っている業者の方が、品質を大幅に改善できます。
(継続的に品質改善の投資をしていれば、ですが)
同チェーンは、安さで量を確保した後に、ここ数年に大幅に質を向上させ、
現在は安価で良質な衣服を大量に供給する会社となりました。
では、レアジョブはどうするか、です。
「まずは安さで量を確保してから質を上げるのか?」
と言われると、答えはNoです。
レアジョブは、量と質、二つを同時に目指すべきだと考えています。
そして、ネットビジネスである以上、ユニクロ以上に、質向上なしに量の増加はありえないと考えています。
・レッスンは長期前払でなく1か月更新のため、生徒様の満足度向上がアクティブ生徒様数の増大に直結 する
・生徒様の口コミは最強の顧客獲得経路
量を増加することによって質を向上させつつ、質を向上させることによって量を増加させる。
これがレアジョブの戦略です。
では、次に出てくる疑問は下のようなものだと思います。
「でも、量に関する記事の方が、質に関する記事よりも多いと思うけれど?」
たしかに、生徒様に関する限り、量に関する記事が多いです。
ですが、最近の記事一覧 をよく見てください。
広報の記事は別として、一番多いのはスタッフ関連です。
・スタッフをどう採用するか
・スタッフをどうトレーニングするか
・スタッフのマネジメント体制をどうするか
つまり、
スタッフの向上なしに、レッスンの質の向上はありえない
と考えています。
レアジョブには講師とは別に、フルタイムスタッフが日本・フィリピン合わせて約30名おります。
この30名が、質を向上させていくのです。
僕ひとりができることは限られています。
だから、僕は、この30名の質を向上させることで、レアジョブ全体の質を向上させようと考えています。
僕がフルタイムスタッフの組織を拡大しようと思うのも、
様々なマネジメント体制を整備しようとしているのも、
そして生徒様数を倍々に増やしていこうと思うのも、
全ては次の一言に集約することができます。
1.水道哲学
安価で良質なマンツーマンレッスンを大量に提供する
ぱっと見では、量ばかりを追っているようにも見えるこのブログですが、初心を忘れているわけではありません。
レアジョブはまだ不完全なサービスで、ご迷惑をおかけすることも多々あるかと存じますが、
その改善に尽くしてまいりたいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。
> 盛んに会社の成長を述べられていますが、既存の生徒の満足度に対するフォローがされていませんよ?
>
> 特に新しいチュータの質が酷い。
> チュータへの採用、教育、評価/報酬のシステムがイマイチなのでは??
このブログは、生徒様とのやり取りをする場ではありません。
ですので、生徒様に対してここで返答するのはなるべく避け、レアジョブのサイトに誘導しています。
ただし、 「成長を求めると、質が落ちるのではないか?」 という問いについては、
生徒様以外でも、このブログの読者の方が興味を持たれると思うのではないかと思います。
ですので、下記、公開質問状として、返答させていただきます。
> 盛んに会社の成長を述べられていますが、既存の生徒の満足度に対するフォローがされていませんよ?
>
> 特に新しいチュータの質が酷い。
> チュータへの採用、教育、評価/報酬のシステムがイマイチなのでは??
まず、ご不快なレッスンがあったのではと推察いたします。
まことに申し訳ございません。
もしよろしければ、どのような点がご不快だったか、レアジョブのカスタマーサポート までご連絡くださいませ。
生徒様に対する適切なお詫びや、講師に対する注意など、こちらのスタッフが対処させていただきます。
具体的なご意見をお教えいただければいただくほど、スタッフが後日改善施策を打つ際に大きな助けとなります。
また、ご存知かとは思いますが、レッスン評価システムで講師に匿名でフィードバックを返すことも可能です。
また、レアジョブでは、レッスン評価などの定量データを定期的に確認しております。
そのデータによると、生徒様からの評価が長期低落傾向を示しているということはないのですが、
やはり、中にはご不快な経験をされる生徒様もいらっしゃるかと存じます。
そういったレッスンを少しでもなくすよう努力して参りたいと考えております。
レアジョブは、格安を売りにしているサービスではありますが、
某大手衣料チェーンのように、安さと品質を両立させることは可能だと考えております。
同チェーンは1990年代に、圧倒的な安さによって、量を確保しました。
量を確保すると、品質が向上しやすくなります。
なぜなら、例えば1万着の服を売っている業者が、1,000万円の品質改善投資をしたとします。
この業者は、最終的に1着当たり1,000円の費用を消費者に転嫁する必要があります。 (1,000万円÷1万着)
でも、100万着の服を売っている業者なら、1着当たり10円の転嫁ですみます。
だからこの業者は、1,000万円の品質改善プロジェクトをいくつも同時で走らせることができます。
結果、100万着を売っている業者の方が、品質を大幅に改善できます。
(継続的に品質改善の投資をしていれば、ですが)
同チェーンは、安さで量を確保した後に、ここ数年に大幅に質を向上させ、
現在は安価で良質な衣服を大量に供給する会社となりました。
では、レアジョブはどうするか、です。
「まずは安さで量を確保してから質を上げるのか?」
と言われると、答えはNoです。
レアジョブは、量と質、二つを同時に目指すべきだと考えています。
そして、ネットビジネスである以上、ユニクロ以上に、質向上なしに量の増加はありえないと考えています。
・レッスンは長期前払でなく1か月更新のため、生徒様の満足度向上がアクティブ生徒様数の増大に直結 する
・生徒様の口コミは最強の顧客獲得経路
量を増加することによって質を向上させつつ、質を向上させることによって量を増加させる。
これがレアジョブの戦略です。
では、次に出てくる疑問は下のようなものだと思います。
「でも、量に関する記事の方が、質に関する記事よりも多いと思うけれど?」
たしかに、生徒様に関する限り、量に関する記事が多いです。
ですが、最近の記事一覧 をよく見てください。
広報の記事は別として、一番多いのはスタッフ関連です。
・スタッフをどう採用するか
・スタッフをどうトレーニングするか
・スタッフのマネジメント体制をどうするか
つまり、
スタッフの向上なしに、レッスンの質の向上はありえない
と考えています。
レアジョブには講師とは別に、フルタイムスタッフが日本・フィリピン合わせて約30名おります。
この30名が、質を向上させていくのです。
僕ひとりができることは限られています。
だから、僕は、この30名の質を向上させることで、レアジョブ全体の質を向上させようと考えています。
僕がフルタイムスタッフの組織を拡大しようと思うのも、
様々なマネジメント体制を整備しようとしているのも、
そして生徒様数を倍々に増やしていこうと思うのも、
全ては次の一言に集約することができます。
1.水道哲学
安価で良質なマンツーマンレッスンを大量に提供する
ぱっと見では、量ばかりを追っているようにも見えるこのブログですが、初心を忘れているわけではありません。
レアジョブはまだ不完全なサービスで、ご迷惑をおかけすることも多々あるかと存じますが、
その改善に尽くしてまいりたいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。