コールドコール | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

コールドコール

戦略コンサルも、コールドコール、というものをやります。


コールドコールとは何か、というと、

「この業界の■■について、絶対に知っておかねばならないのに、ネットとか文献からではわからない。

 クライアントに聞いてもわからないし、クライアントに紹介してもらった先でも聞けそうにない

 友人にも、知ってそうな人はいない。」

というときに、

そういうことを知ってそうな会社のリストをつくり、そこにかたっぱしから電話をかけ、聞いていくことです。


「あの・・・コンサルティングファームの××の○○と申しますが、

 いま▲▲について調べておりまして、もしよろしければお話をうかがえないかと思いまして・・・」


だいたいが、始めに電話をとった人に、断られます。


「うちではそういったことをお受けしていないんですよ~」

「それを答えて、うちにメリットはあるんですか?」


いや、メリットはありません。

(ほとんどの場合)

(謝礼を支払える場合もあるけど)


コールドコールは、Cold Call、

文字通り、冷たい対応ばかりです。


でも何とか、1人目をクリアして、2人目にいけるときもある。

(20%弱くらいの確率)


そして2人目に出た人を、とにかく口説く。



正直、このコールドコール、断られてばかりでツライ仕事なんだけれど、

ちょっと、今日楽しみを見つけた。


というのも、うまいやりかたをみつけたから。


・相手にとってのメリットを感じさせること。メリットなければ、相手を持ち上げること

    これは前からやっていたが・・・


・申し訳なさそうに言わないで、答えてくれて当然、という感じで聞くこと。(とくに電話1人目に)

    相手にとってメリットのないことを、「いかにも当然」と聞くのは、僕の性格上難しいんだけれど、

    これって結構重要

 

・わかりやすく話すこと

    わかりにくさは、それだけで罪!



・相手の口調・テンポにあわせること

    ゆっくり口調なひとにはゆっくりと、早いテンポの人にはきびきび手短に。


おかげで今日は、20件弱電話して、1件とれた。

最後まで迷っている相手に、押したり引いたり駆け引きして、クロージング!

嬉しかった。


しかし、これって、営業そのものじゃんか!


就職活動のときに、コンサルになろうか、営業になろうか、かなり迷って、結局コンサルを選んだ。

それでも、こうやって道はあんまり変わらないんだなぁ、と思った。




<コールドコールについてのエントリ>

コールドコール その1
コールドコール その2
コールドコール その3
コールドコール 後輩に指導しようと思ったこと


(25分129円~のマンツーマン英会話レアジョブ (オンライン英会話) を運営しております)


戦略コンサル辞めて起業している日記