沖縄の基地問題を解決する方法。 | 熱党のブログ

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沖縄の歴史には琉球王国があり、平和な王国文化があり、その後、薩摩に侵略され、戦争で被害を受け、米国に支配され、基地を温存したまま、思い負担を強いられている。

と、いうのが、今の沖縄県民が思う歴史観なのかもしれない。

しかし、琉球王国がそんなに美化する王国ではなかったことは事実で、一般人をかなり虐げ、様々なものを搾取し、民間人を弱らせることで自らの力を保っていた。また、軍隊も保持していたことも証明されています。
貿易面では、一定の成功を収めていただろうと思うが、首里城を見て分かるように、自らの政でもって保っていたのではなく、中国や大和の狭間で絶えず左右されながら保ってきた文化だったのも事実だ。
結局、本土の薩摩の侵略でもって、日本へと編入されたのだが、この時期は、本土自体も「日本」という概念が確立されていない時代だったので、現代の「侵略」や「植民地」という感覚でもって、本土も琉球も一体化したわけではないだろう。
シコリがあるとするならば、明治以降の教育面でもって、日本式に教養されたことが侵略や植民地的な感覚でもって、嫌悪感も持っている面はあるだろうと思う。
また、戦争でもって、唯一の地上戦が行われ、多くの命が落とされた。
このことでもって、日本の政府を批判したりとの動きも多いが、これも日本全体に流れる自虐的は教育思想と同じで、沖縄が自虐的な教育と報道で洗脳されている面だろうと思う。
沖縄の方々は、もっと胸をはるべきだと思う。沖縄でもって本土での地上戦もなく、多くの本土の日本人の命を救ったことは事実としてある。そのことに、沖縄の方は胸をはり、また本土の人間は感謝の気持ちを持つべきだろうと思う。
もちろん、なくなった命の多さの悲惨さ、私個人としても個人個人を想えば、辛い事実がそこにあるが、当時の「国を守る!」という思想の元に亡くなっていった方々には感謝の念いを持つ事が必要だろうと想う。

そして、現在、基地問題があるが、これも正々堂々と日本全体の安全を守っているのは、我々沖縄県民だ!と、言う人が現れないのか?
その上で、騒音問題や地位協定に対して、ちゃんと政府や米国に対して意見を言って、問題のあるところは解決していく姿勢を取らないのか?
突き詰めれば、根拠もなく、実際の被害もない左派の団体の思想でもって、「基地反対」と叫んでいるだけに見えてくる。

私は沖縄のオバァが大好きだ。
アイスワーラーと言い、缶切りをオープナーというオバァのあの力強さは、今の沖縄に本土から見ると見えなくなってきている。
自ら生きるため、家族のためにまっすぐ生きる。そして目の前の人がたとえ“何人”であっても歓迎する沖縄の心。
沖縄県民には今もその心が生きている。だから、私は沖縄に来た。
しかし、その今日本の都会の人間が忘れたものが沖縄にあることが、悲しいかな、本土には伝わっていない。
すべて、沖縄の政治的な動きによってかき消されている。

実際に米兵による事件や事故のその後の対応で、悲しい思いをしている方が多い。
そのことを、基地の県外や国外移設へと結び付けるという、左派の思想に流されてはいけないと思う。
そのことを、基地問題にすることで、いつまでも解決していないのではないかと思う。ちゃんと日本政府へ訴え、地位協定を時代時代に応じた形に改善していくことが、本当に被害者の方のためになるんだろうと思う。
そして、その延長に基地問題の解決策が見えてくるのだろうと思う。
事件や事故があるたびに、左派団単の餌食になって、飲みこなれないようにすることも大切だろうと思う。

そして、日本政府。
基地問題の多くは左派の声の大きさを沈めることばかりに躍起になっているが、これは、日本政府の怠慢以外の何ものでもないと思う。
本当の沖縄の姿や、一般の沖縄県民が基地に対して感じる負担の部分をちゃんと理解して、理解することに力を注いで、そのひとつひとつを地道に解決することを怠ってきたことが、今の沖縄の基地問題にあると思っている。

実際に那覇に住んでいても、夜の11時に普天間飛行場へ帰る米軍機によって、テレビの音がかき消されることがある。
基地周辺だと、もっと、ひどいものだろうと思う。
また、騒音の規制もあるにも関わらず、しょっちゅう基準値を超える騒音が問題になっている。
こういったことを、日本政府が米国と話しをして、解決すべきことだと思う。沖縄選出の国会議員も何をやっているのかと思う。
同時に、米兵やその家族による犯罪や事故も多く発生しているが、その際に基地外で起ったことでも、ほとんど沖縄県民が泣き寝入りをしているのが実情。
この面に関して、政府としてちゃんとフォローをすべきで、地位協定の改善には取り組むべき。


こういった、様々な軋轢に関して、沖縄の左派は基地の撤去であったり、即、裁判を起こしたりの行動を沖縄県民にけしかけるが、ひとつひとつの問題をちゃんと解決することにエネルギーを注がずに行動することは、左派団体も傲慢ではないかと思う。


沖縄の基地問題を解決するには、まず第一歩として、ひとつひとつの問題をちゃんと根気よく解決することが大切なのではないかと思う。
その方法が、結局、最短の道のりだろうとも思う。