今回の震災、津波、原発、そして、それ以前からの今の政府の動き。
よくよく過去を振り返り考え、客観的に見る必要が今の国民にはあると思う。
小泉政権後の安倍首相。
現首相まで一年ごとに総理大臣が変わっているが、国民のことを考え国家観のあった最後の首相だっただろうと思う。
しかし、この安倍首相の退陣、体調不良はあっただろうが、完全に当時の民主党に加担したマスコミがたった「年金問題」だけで引きずり降ろしたと言っても過言ではないだろうと思う。
その後も、福田氏、麻生氏と続いたが、これもまたマスコミと民主党の餌食となり消えた。
そして、民主党政権になし、今度は、マスコミは民主党批判へと移る。
マスコミは政治を利用して視聴率を取るシナリオを描いていたのだろう。
持ち上げ、落とす。
今の政治不安のもっとも大きな要因は、正しい報道ができない、ジャーナリズムという精神を完全に失ったマスコミにあるのではないかと思う。
本来であれば、ここまで経済が疲弊し、震災まで起こり、完全に原発事故が今の政権の人災事故であると明らかになった時点で（青山繁晴氏国会発言）国民は暴動が起こってもしかたがないだろうと思う。
しかし、今の日本は、はき違えた民主主義精神と平和ボケした左派思想のマスコミによって、完全に骨抜きにされているのではないかと思う。
今、国民が声を上げないことで、今後の日本は完全に滅び行く危険があることを認識すべきだろうと思う。
今後、さらなる国民にとって不幸なことが起こった場合、もう政治やマスコミの責任にもできないのではないかと思う。
その時は、日本国全体の国民一人一人が痛みを受けなければならないことを知った方が良いと思う。
分かりやすく説明すると、今回の浜岡原発の停止を事実上、総理大臣が決めた。
それに伴い、今後、日本の経済は大きく落ち込むだろう。
国内の産業だけではなく、日本の原発イメージ、それに付随して、原発の輸出産業へのダメージ、それ以外の日本の技術力への疑いによって、輸出産業など大きなダメージを受けるだろうと思う。
これらのことは、一日二日で現れることではないので、一見、責任の所在が分からないことになりうやむやになるだろうが、１年２年後に日本経済が落ち込んだ場合、ここがポイントになっているだろうと思う。
また、この震災が一段落した時点で、中国やロシアが大きく日本に対して攻めてくる可能性がある。
政府に力がなくなった時、確実にせめてくるだろうと思う。それは、国際社会が「日本の政府が軟弱だ」と認識し始めた時、確実に強行な態度を今以上に示してくるだろうと思う。
この時に、国民はもう、政府やマスコミの責任にしても手遅れだと思う。
その政府を選んだのは国民であり、間違った報道姿勢のマスコミの報道を鵜呑みにして判断してきた国民であり、国際社会から見れば「原因は国民にあり」と判断するだろう。
今、正しい判断が出来ている著名人や団体は非常に少なく感じる。
保守派の方々の著名人の中での正しい判断をされている方も一定の人数が、はっきり言って、力が足らずまた勇気もないように思う。
一般の私たちに声が届くのは、こうやって一般人がブログで書くレベルで終わっているように思う。
保守派の政党や国会議員の中にも、ブログなどをみていると、まっとうな事を言ってはいるが、全体意識を変えれるレベルではない。
また、幸福実現党のように、まっとうな事を言っていても、「宗教」とうレッテルや風潮でもって、報道ベースにも上がらず、国民の耳に届くとこもない。
ただ、今の日本国内を見ていて、一定の資金力も持ち、自由な形で団体として活動できている幸福実現党の今後の動きや発言、発表には注目していきたいと思う。