たかじんのそこまで言って委員会 | 熱党のブログ

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久々にマスコミの批判でも(笑)

沖縄にいながらも、大阪の読売テレビで放送している「たかじんのそこまで言って委員会」は録画したものを送ってもらい、毎週かかさず見ています。
この沖縄でも、震災直後に試験的だったのか一度放送がありました。さすがに左翼局なので、その後の放送はないのが残念。
ただ、マスコミとしていろんな考え方を放送する立場なので、どうか沖縄でも放送をしてもらいたいものだと思っています。

この「そこまで言って委員会」に司会的な立場の辛坊治郎さんが、2年ほど前から「おや?」と思う、言動が出てきています。
当初は、局のアナウンサーとしての立場を超えた、態度や意見が少し鼻につく感じだったのですが、フリーになられてから、やりたい放題になってきているような気もします。
司会の立場で、ご自身の書籍の宣伝を行ったり、ゲストの意見を遮ったり・・・。
先日の放送では、櫻井よしこさんが復興に対しての財源の意見を発言されようとした際に、「国債」との言葉が出た瞬間に大声で、大きく手を振りかざし「それは違う!」と遮ったような態度をされていました。
正直、見苦しい。
さらに、安倍元首相や櫻井さんに対しても、指をさして批判するなど、非常に見苦しい点が多くありました。
ただ、言動の見苦しさだけであれば、いちいちこんなブログに書くほどのことでもないのだが、櫻井よしこさんの提案する「復興国債」への辛坊治郎さんの反対意見を聞いて、はっきり感じたこと。
ただのマスコミの人間だったんだ、、、と、言うこと。
辛坊治郎さんは、かなりの知識、教養もおありで書籍などを拝見していても、勉強になる面は多々あり、尊敬もしていましたが、根本的な思想や考え方が、今日本をダメにしているマスコミの中枢的な考え方を持っている一人だろうと思いました。
この櫻井よしこさんの唱えた「復興国債」に関しては、年配の方のタンス預金を国債として買ってもらい、その分は相続税から免除するとのもので、30年、50年といった長期にわたる国債のことでした。
もちろん、いろいろ反対意見や、危惧される面もありますが、辛坊治郎さんが反対した理由は、この国債の借金のツケが後世に残る、子や孫に借金を背負わせるか!という論調でした。
ま、この意見も間違った意見ではないかと思われますが、これは、マスコミなどが見識のなさで言う論調。
単純に、どこに消えるか分からない税金の穴埋めの国債は、今の日本の仕組み上危険な面もあるが、復興の為の国債というものをちゃんと切り離して行った場合、現時点で、国そして多くの国民は借金を背負うことになるが、復興のために道路を作り、橋を作り、防波堤を作り、公共、企業、個人が再生することは、これは国として財産となること。
以前にも書きましたが、日本は国の借金ばかりを言い、実際に国が持っている財産の部分を公表していないところに問題があります。
企業なら、貸借対照表を年に一度作って税務署に提出していますが、国はそのことを行っていない。
この部分をある程度、明確にして行くこともマスコミの使命であるはずなのに、国の持っている財産の面、国が生み出すことのできる財産や財力を考えず、ただ、レンズに映る映像や画像と発表される言葉、今ではライバルであろう新聞やテレビの放送までもを取り上げて、時間を埋めているような、まったくもって、取材もしない頭も使わない、報道の悪い面で世論を動かしているように感じます。
今回の辛坊治郎さんの言動を見ていて『やはり、お前もか・・・』と非常に残念に思った次第です。

様々な意見に対して、公平な立場を取れないのであれば、フリーになった時点で、司会的な立場ではなく、正々堂々とパネラー席に座るべきだろうと思います。
こんな事をご本人に言えば「私は番組を降りたい、パネラー席に座ると言ったんですよ~」と言いそうですが、フリーで少なからずともテレビに出たり本を執筆するのであれば態度を明確にすべきだろうと思います。
金銭面や長年の局との付き合いなどではなく、裸一貫で自身をプロデュースできないのかと思う。

私も超弱小であってもフリーで仕事をしている者なので、最低レベルのプライドは持っています。
辛坊治郎さんもその面を見せてもらいたいものです。