12月上旬の事です。
市内の自然公園を散策しました。
先日の降雪と強風で、かなり葉が落ちています。
野鳥を観察し易いはずなのですが…
居ない時は、仕方がありません。
この日、空振りを覚悟した時でした。
鳴き声とともに小鳥の群れがやって来ます。
松の樹にとまる姿を確認しました。
マヒワです。
松果から種を取り出し、食べています。
隙間から巧みに穿り出していました。
乾燥していれば、隙間も大きくなりそうです。
イスカの様な嘴ではなくても、大丈夫でした。
10羽程で過ごしています。
短い滞在時間でしたが、観察出来ました。
多分、地元では今季初確認です。
物足りなくて、海岸にも立ち寄りました。
1羽のウミウが海面を泳いでいます。
単独で、水飛沫をあげていました。
しばらくの後、静かに飛び立ちます。
何の変哲もない行動でしたが…
この時期は、観察出来ただけ御の字です。
この日以降、天候が荒れています。
なかなか探鳥に出かけられません。
…が、野鳥こそ大変な生活のはずです。
その日に出会った野鳥を大切に…
そんな気持ちで、野鳥を探しています。





