黒き羽に春を待つ(ヒメウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

12月上旬の事です。

晴天に誘われて、海岸に来ました。 

 

風は弱いのですが、波は高いです。

岩礁にぶつかり、白波が立っていました。

こんな日は、海鳥の観察日和です。 

海が荒れると、岸に現れる事がありました。

 

 

 

一見して何もいない海面ですが…

注意深く観察を続けると、波間に現れます。

遠くですが、ウミアイサを見つけました。

 

 

 

 

ヒメウとウミネコもいましたが…

早々に飛び去ってしまいました。 

場所を移すことにします。

 

 

港の内湾を訪れました。

岸壁には、数人が釣りを楽しんでいます。

近くにカンムリカイツブリが居ました。

意外に、近距離まで来てくれます。

 

 

 

 

別の海鳥が海上を飛んでいました。

逆光のため、シルエットになりましたが…

ヒメウです。

 

 

 

 

遠くに3羽を見つけました。

嘴のシルエットで見分ける事が出来ます。

仲良く並んでいました。

 

 

 

 

徐々に近付いてきます。

右の2羽は紺色が混じる、成鳥です。

左の1羽は褐色なので、幼鳥でしょう。

 

 

 

 

順光となる位置から撮りました。

真っ黒ですが、僅かに色味があります。

光沢のある、美しい羽でした。

 

 

 

婚姻色も特徴的です。

次の春が楽しみでした。