１２月上旬、上越市で探鳥しました。
朝日池の傍にある自然公園を歩きます。
散策開始時、野鳥の姿は疎らでした。
まず、トビを含めた猛禽類を見つけます。
次に、コゲラやアカゲラの啄木鳥が現れました。
徐々に、野鳥の気配が濃くなります。
高木の天辺に小鳥を見つけました。
ハンノキなので、マヒワかと思いましたが…
青空を背景にした、モズ♀でした。
モズが去った後、別の木にも小鳥が来ます。
逆光でしたが、カシラダカを発見しました。
先程から茂みの中に居た、地鳴きの主です。
茂みにはまだ数羽が潜んでいるようでした。
散策路を歩いていると、群れに遭遇します。
アトリの集団でした。
スギの木の中を行き来しています。
表に出ては、素早く中に隠れました。
モグラ叩きのような撮影になります。
撮影中、別の種が混じる事に気付きました。
ひと回り小さく、飛び方も異なります。
枝の先にぶら下がる姿もありました。
キクイタダキです。
アトリ以上に手強い被写体でした。
なかなか「菊の頂」を観させて頂けません。
証拠写真だけ撮りましたが、飛び去ります。
一番愛想の良い小鳥が現れました。
意外とカラフルな、ヤマガラです。
かなり近くまで近寄ってきました。
餌付けされている場所もあると聞きます。
この公園では、そんな光景は見ませんが。
冬季、野鳥にとっては有り難いのでしょう。
ヤマガラは、木の実をつついていました。
一心不乱で、こちらを気にしません。
楽しく観察させてもらいました。
天気の良い、週末の２日でした。
瓢湖、福島潟、朝日池。
冬の有名探鳥地を巡りました。
この後、平日から天候は荒れます。
山側を中心に、積雪する所もありました。
暇と晴れ間を見つけて、探鳥をしています。