秋、松、海岸林(イスカ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月上旬、市内で探鳥しました。

海岸付近の松林を歩きます。

一見して野鳥の姿はありませんが…

注意深く探すと、所々に見つけました。

 

 

 

微かなツグミ類の地鳴きを耳にします。

茂み中で、動くモノを見つけました。

屈んで待っていると、姿を現します。

マミチャジナイでした。

 

 

 

警戒心が強く、すぐに隠れます。

撮影出来たのは、1枚だけでした。

 

 

 

次はヒタキ類の鳴き声がします。

ジョウビタキだと思って探してみると…

ルリビタキ(♀タイプ)でした。

木と地面を行き来して、餌を探します。

 

 

 

 

やや暗い場所でした。

設定を調整しながら撮りましたが…

突然の乱入者に邪魔されます。

野良猫でした。

 

 

 

幸い、ルリビタキは無事です。

遠くに逃げていきましたが…

猫の狙いは野鳥では無さそうです。

地面にある何かを掘り、去りました。

 

 

 

松林の一画がが騒がしくなります。 

カラ類の混群がやってきました。

シジュウカラが中心で、コゲラも混じります。

ひと回り小さいカラ類も見つけました。

ネクタイ無しのヒガラです。

 

 

 

 

飛び方が、より軽やかな小鳥もいました。

もしやと思い、カメラで姿を追います。

素早いですが、何とか撮りました。

証拠写真ですが、キクイタダキです。

 

 

 

背景もピントもイマイチでしたが…

今回、一番可愛い存在でした。

 

 

 

松林の上方を飛ぶ鳥達がいます。

ヒヨドリ、カワラヒワ、アトリですが…

よりカラフルな野鳥を見つけました。

イスカです。

 

 

 

♂は赤色、♀は黄色です。

ともに2羽ずつ発見しました。

嘴で松果を抉じ開け、実を食べます。

 

松の葉が邪魔で、上手く撮れませんが…

個人的に、嬉しい出逢いでした。