君の名は?〜飛島探鳥記④〜(オオムシクイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月上旬、飛島で探鳥をしました。

カラスバト、チゴハヤブサ…

珍しい野鳥との出逢いに心躍ります。

 

…が、いつも識別し易い訳ではありません。

秋の渡り鳥は、難易度が高いです。

 

 

 

島の畑には、柿の木が数多くありました。

ヒヨドリやメジロが飛来します。

まだ硬そうな実を、啄んでいました。

 

 

 

チョウセンメジロが混じるかもしれません。

目を凝らして、1羽1羽確認しましたが…

目まぐるしく飛び回るため、諦めます。

 

 

 

何度も鬱蒼と茂る林の中を歩きました。

途中、様々な野鳥に遭遇します。

頻回なのはメジロとシジュウカラでしたが…

ウグイスの地鳴きもよく耳にします。

姿を現してくれる時もありましたが…

あまり良い条件での撮影にはなりません。

尾羽の長さで、辛うじて識別しました。

 

 

 

 

たまにツグミの姿も見かけます。

地元では、もう少し後に飛来しますが…

冬鳥の先取りができるのも飛島の魅力です。

 

 

 

 

意外にもアカゲラの声も多かったです。

北から南に移動中なのでしょうか?

鳴き声と、木を突く音で存在を知れました。

エゴノキの実を突くヤマガラの音に似ますが…

ヤマガラを見る機会の方が少なかったです。

 

 

 

 

何度かムシクイの仲間も見かけました。

春とは異なり、囀りません。

種の識別は私には至難でした。

こちらは頼みの頭央線の無い個体です。

 

 

 

 

葉や枝に潜む虫を捕まえていました。

飛島で会う野鳥は、みんな採餌中です。

南へ発つ為に、栄養を補給中でした。

 

 

 

「ジジッ…、ジジッ…」

 

このムシクイ類の地鳴きを耳にします。

鳴き声からオオムシクイと考えますが…

他の種の地鳴きに疎く、確信が持てません。

 

写真を撮りつつ、状況を記憶します。

帰宅してからは、図鑑と睨めっこでした。

 

 

 

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~旅の小話④~

 

 

 

飛島で見つけた小動物の話です。

所謂、カタツムリでした。

画像があるため、苦手な方は御注意下さい。

 

 

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歩行中、道を横断していました。

蝸牛を久し振りに見た気がします。

左巻きの蝸牛でした。

トビシママイマイというそうです。

 

 

 

日本に生息する蝸牛は、大半が右巻きです。

飛島を含めた一部の地域は左巻きなのだとか。

ヒダリマキマイマイとも呼ぶそうです。

 

識別点や理由は不明ですが…

生き物の違いは、興味深いです。