島渡る猛禽〜飛島探鳥記③〜(チゴハヤブサ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月上旬、飛島で探鳥しました。

初日にカラスバトを初撮影します。

他にも珍しい野鳥を求めて歩きました。

 

 

島の北西部にも寄ってみます。

鬱蒼と繁った木々が続く場所でした。

幸い、道は整備されていますが…

蜘蛛の巣が張っていたりします。

人は通らない場所なのかもしれません。

ただ、熊や猪は居ないので安心でした。

 

 

 

野鳥ではなく、野蝶を見つけます。

美しい翅のアサギマダラでした。

渡り鳥と同様に、海を渡る蝶です。

葉の上で休んでいました。

 

 

 

 

大きく開けた場所に出ます。

全体を双眼鏡で見渡していると…

視界に動くモノを見つけました。

モズのようです。

 

 

 

 

頭や体に白い波模様がありました。

見慣れたはずですが、違和感があります。

モズ幼鳥(若鳥)のようでした。

 

 

 

後に出会ったCMからは、

「アカモズか…、シマアカモズかも…」

と教えて頂きますが、よく分かりません。

飛島なので、珍鳥を期待しますが…

安易に珍しい鳥と断定はできません。

 

 

 

初めて見て、断定できる種もいました。

モズ幼鳥(?)を観察していた時です。

上空を素早く飛び回る影がありました。

姿形がハヤブサに似ていますが…

ハシボソガラスよりも小柄でした。

チゴハヤブサです。

 

 

 

 

下面も確認できました。

下腹部は赤茶色のはずですが、淡黄色です。

胸腹部の縦斑が太いので、幼鳥かもしれません。

機敏に飛び回るため、撮影に苦労しました。

 

 

 

 

北から南へ渡る途中のはずです。

運良く、飛島で見る事が出来ました。

猛禽類にとっても中継地点なのでしょう。

 

普通のハヤブサも見かけました。

こちらは留鳥のようです。

渡りの時期は、獲物の種類も増えるのかも…

 

 

 

この日、別の場所でも見つけました。

島の広範囲を移動しているのでしょう。

同じチゴハヤブサだと思います。

畑の上空でトンボを獲っていました。

飛んだまま食べる姿を、小さく写します。

 

 

 

 

昨年の夏、北海道で探した野鳥でした。

たった2回のタイミングでしたが…

思わぬ出逢いに喜びました。

 

 

 

🦑  🦑  🦑  🦑  🦑

 

 

 

〜旅の小話③〜

 

 

 

旅の楽しみは、探鳥だけではありません。

その土地の『食』も楽しみの1つでした。

 

ただ、飛島には食堂がありません。

1つある売店も、菓子類が中心です。

自分で持ち込む事も出来ましたが…

到着初日以外は難しそうです。

3食を宿泊先に頼む事にしました。

滞在2日目の食事を紹介します。

 

 

 

朝御飯。
早朝探鳥から帰ってから頂きます。
島中を移動するため、シッカリ食べました。
 
 
 
昼御飯。
定食をお願いしたら、ガッツリでした。
ラーメンや丼物の方が良かったかも…
もちろん、残さず頂きました。
 

 
 
 
夕御飯。
品数も多く、酒の肴にも困りません。
撮った写真を見ながら、ユックリと頂きました。
 

 
 
 
同じ宿に2泊滞在しました。
毎回、品目が異なるので、飽きません。
 
宿泊者の大半は、釣り人でした。
話してた内容から、イカ釣りのようです。
アオリイカが釣れるようでした。
 
宿の食事には出てきませんでしたが。