夏の水鳥達(カンムリカイツブリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月下旬、瓢湖で探鳥しました。

冬には白鳥やカモで賑わう場所です。

夏のカモ達も観察してきました。

 

 

 

最も多いのが、カルガモやマガモです。

地元の池にも滞在していました。

…が、夏に会うのは珍しい2種がいます。

 

 

1つは、ヒドリガモでした。

一見すると♀ですが…

♂エクリプスかもしれません。

 

 

 

識別点は、白い雨覆の有無です。

上の画像では判別できませんが…

赤味が強いため、♂っぽい気がしました。

 

 

 

もう1つは、ホシハジロです。

♀と♂エクリプスで悩みますが…

光彩が黒いので、♀のはずです。

 

 

 

オオホシハジロとの誤認が多いそうです。

夏、嘴が一様に黒くなるためだとか。

非繁殖期特有の変化にも注意が必要でした。

 

 

 

カンムリカイツブリの親子を見つけます。

幼鳥の大きさが異なるのが不思議でした。

2番子なのか、別の家族なのか…

一見しただけでは判りません。

 

 

 

 

親鳥に餌をねだる幼鳥がいました。

親は殆ど相手にしていません。

自立を促しているように見えました。

必死な鳴き声が、湖面で繰り返されます。

 

 

 

 

「ゲェー、ゲェー」

 

オナガの鳴き声がしました。

逆光でしたが、姿を確認します。

数羽で飛び交っていました。

 

 

 

 

「ギョギョシ、ギョギョシ」

 

オオヨシキリも鳴いていました。

数は少ないのですが、姿も現します。

今年生まれた若鳥のように見えました。

 

 

 

 

夏のカモ類と夏鳥を観察します。

冬にはない変化を楽しめました。