渡ってきた(イソシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月4日の事です。

朝、市内の海辺で探鳥しました。

 

 

 

歩き始めてすぐ、鳴き声を聴きます。

河口付近のテトラポットに見つけました。

肩に入る白いスリットを確認します。

イソシギでした。 

 

 

 

 

普段は見かけません。

おそらく、渡ってきたのでしょう。

嬉しい訪問でした。

 

 

 

 

暫くして、対岸に飛び去ります。

その姿を双眼鏡で追いかけて…

行き先にササゴイを見つけました。

水面を見つめたまま動きません。

狩りの真っ最中のようです。

 

 

 

 

再び、近くで鳴き声がました。

現れたのはイソヒヨドリ♀です。

ここでは久し振りに見ました。

 

 

 

 

暫く観察した後、浜辺に降ります。

シギチを探していると…、居ました。

トウネンです。

 

 

 

潮溜まりに3羽を見つけました。

そこへ、数羽のシギ類が飛んできて…

連れ立って飛び去ってしまいました。

最終的には7羽を数えます。

 

先日見たトウネンと数が一致しました。

ただ、1羽だけ大きかったような気が…

次回、確認に行こうと思います。

 

 

 

最後に目にしたのは美しい蝶でした。

カラスアゲハです。

浜辺でミネラルを補給していました。

海水を濾し取り、お尻から水分を出します。

 

 

 

 

カワセミの構造色を想起させます。

調べると、やはり構造色なのだとか。

鱗粉は黒色で、構造色は緑色の部分でした。

自然界の造形美には感服します。


美麗な翅が、とても鮮やかでした。




【見つけたシギチ】


トウネン 4

イソシギ 1

コチドリ 1

その他 3