いざ、北印旛沼へ(ヨシゴイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月上旬の事です。

千葉県成田市に居ました。

上京のついでに、探鳥を楽しみます。

真夏の平野部だと探鳥地は絞られました。

結果、北印旛沼に向かいます。

移動にはレンタカーを利用しました。


想像以上に広い沼です。

歩いて一周は出来ません。

探鳥場所を絞り、周辺を歩きました。




スズメやムクドリを見つけます。

水辺にはカワウやカルガモも居ました。

カイツブリの鳴き声を耳にします。

遠くには小さく、カワセミも発見しました。

上空をツバメやトビが飛び交います。




スマートな鳥が混じりました。

池の中心部の水上を飛んでいます。

暫くして、近付いてきました。

コアジサシです。

 



2羽だけ見つけましたが…

愛想も無く、飛び去ってしまいます。




周辺の田圃も見て回りました。

既に稲穂が色づき始めています。

昨年から、米不足が話題でしたが…

無事に収穫を迎える事を祈っています。

美味しいのか、スズメが啄んでいました。



そんな稲穂の中に白鷺を見つけます。

チュウサギでしょうか。

田圃の番人が如く、悠然と歩いていました。

 




北印旛沼を選んだのには理由があります。

その1つはセッカを観る事でした。

地元では見かけない野鳥です。

私は、未だ出会った事がありません。


「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッ」


テンポの良いリズムで鳴いています。

ジョウビタキの鳴き声に似ていました。

…が、声は聴こえども姿を現しません。

出て来てくれたのはホオジロだけです。

 

 


残念ながら、セッカの目視はお預けです。

時期を再検討して臨む事にしました。




北印旛沼ではヨシゴイをよく目にします。

水面や葦原の上を何度も飛んでいました。

 

 

 


立ち姿などは観れませんが…

セッカを逃した私を慰めてくれます。

接近してくれた瞬間もありました。





お目当ての1つは残念な結果となります。

鳴き声だけは彼方此方で耳にしましたが…

時期が悪かったのかもしれません。

手強い相手という印象でした。



ただ、お目当てのもう1つを達成します。

「野鳥」として良いのか、微妙ですが…


次回に続きます。