動物園の野鳥(カワウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

今回と次回は動物園の訪問録です。

画像が多くなり、2回に分けました。

御注意下さい。

 

 

 

🐼  🦒  🦬  🐻‍❄️  🦣

 

 

 

8月上旬の事です。

仕事関係で東京に向かいました。

 

午後からの研修会に参加します。

…が、午前に少し時間がありました。

普段は葛西臨海公園に立ち寄りますが…

上野動物園に行ってみました。

初めての入園かもしれません。

 

 

 

パンダで有名な動物園です。

駅からのアクセスも良く、好立地でした。

しかも、入園料が大人600円です。

値段が安くて、ビックリしました。

 

開園まで少し時間があったので…

上野公園を散策します。

公園内は、蓮の花が咲いていました。

カワセミを探しますが、葉が邪魔です。

かなり勢いよく繁っていました。

 

 

 

 

開園時間となりました。

弁天門(西側)から入園します。

キリン、サイ、カバ、ゾウ…

様々な動物を観る事が出来ました。

もちろん、私は鳥見に時間を割きます。

一番の目当てはハシビロコウでした。

 

 

無事、展示ゲージに辿りつきます。

数人の来園者が観察していました。

ハシビロコウは正面に佇んでいます。

近いとカメラの画角に納まりません。

距離を取りつつ、撮影しました。

 

 

大きな嘴の先端は鉤状になっています。

捕らえた魚を逃さない形状でした。

 

 

 

 

大きなゲージに4羽が過ごします。

それぞれ、個別になっていました。

喧嘩をするからでしょうか?

他の鳥に比べて、VIP扱いでした。

 

 

じっと動かずに魚を狙う事で有名です。

しかし、餌の時間ではなかったのか…

頻繁に羽繕いをしていました。

細かな体羽が周囲に舞います。

羽根でできた埃はたきを連想しました。

 

 

 

 

ベニイロフラミンゴの展示もあります。

こちらは群れでの飼育でした。

鮮やかな紅色に目を奪われます。

嘴の色も形状も、独特でした。

 

 

 

 

甲殻類プランクトンから色素を得るそうです。

トキの朱鷺色と原理は同じでした。

動物園では餌に色素を混ぜるそうです。

 

 

飲水シーンを観察出来ました。

嘴を使った水の飲み方が面白いです。

首を曲げ、上嘴に水を溜めてるようでした。

 

 

 

嘴にはブラシ状の突起があります。

プランクトン等を濾し取るのだとか。

ハシビロガモと同じ構造でした。

色々と興味深いです。

 

 

 

長い行列を見つけました。

大人気のパンダを観るための行列です。

皆、パンダを楽しみにしていましたが…

私は、その傍のキジ類を楽しみます。

 

 

 

キンケイ♂が居ました。

ゲージ内の木に隠れています。

僅かな隙間から、撮影しました。

全身を写せなくて残念でしたが…

先月号の『BIRDER』で紹介されています。

 

 

 

 

ギンケイ♂も展示されていました。

余す事なく全身を披露してくれますが…

こちらは金網が写り込みました。

今月号の『BIRDER』で紹介されています。

 

 

 

 

ベニジュケイ♂も居ました。

紅色の体よりも、顔面の青色が印象的でした。

隣にはひっそりと♀が控えています。

 

 

 

青色から、ヒクイドリを連想しました。

オーストラリアの野鳥園で観た事があります。

 

 

世界中の生き物を観る事ができました。

生き物には、申し訳なく思いますが…

十分に堪能しました。

 

 

 

上野動物園は大きく2つに分かれます。

足早ですが、西半分を見終わりました。

東半分に向かうため、連絡橋を歩きます。

 

上空をカワウが飛んでいました。

近くの池に着水します。

繁殖地があるようでした。

 

 

 

 

動物園内の水辺の一角に群れています。

屋外飼育ではないようでした。

動物園内で「野鳥」を観察しました。

 

 

 

 

園内では、スズメやカラスも見かけます。

飼育動物の餌のおこぼれを狙っていました。

都会の野鳥の逞しさを見ました。

 

 

次回に続きます。