セミを食べる(ホオジロ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

7月下旬、市内の公園を散策しました。

 

 

 

野鳥を発見できるか心配しましたが…

早々にヒヨドリが目の前に現れます。

逃げる昆虫を追いかけていました。

嘴に咥えたのは、甲虫のようです。 

 

 

 

甲虫と言えばカブトムシやクワガタです。

今季は、まだカブトムシを見ていません。

私の散策開始が遅いのかもしれませんが…

カラス等の食痕(バラバラ死骸)もないです。

樹液の出る樹はありますが、蛾だけでした。

カブトムシの数が減ってるのかもしれません。

 

 

 

地面に卵の殻を見つけました。

鶏卵よりも小さくて脆いです。

白地に紫色の点状斑は、ヒヨドリです。

近くで雛鳥が孵ったのでしょう。

 

 

 

 

日の当たる場所を歩くと…

足元からガサガサと音がしました。

カナヘビの登場です。

 

 

 

春先は寒くて動きも鈍重だったのですが…

暑くなり、早朝から俊敏な動きです。

撮影の後、素早く逃げ去りました。

 

 

 

次に現れたのはホオジロです。

嘴にはセミを捕らえていました。

既に食べ終わりそうな勢いです。

腹部しか残っていませんでした。

 

 

 

 

嘴の間から舌が見え隠れします。

まるで、舌なめずりでした。

セミは大きいため、食べ応えがありそうです。

 

 



例年に比べてセミが少ない気がします。

暑さ等が影響しているのかもしれません。

外国人の捕食が話題となっていますが…

野鳥の食料としても貴重な存在です。




帰り道、綺麗な花が咲いていました。

ヤマユリです。

 




暑さにも負けじと咲いていました。

水も不足気味な環境ですが…

野生の植物の力強さを感じます。