三宅島探鳥記④(アカコッコ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月中旬、三宅島で探鳥しました。

今回最大の目的は、アカコッコです。

ツグミの仲間で、三宅島の留鳥でした。 

(伊豆諸島やその他にも生息します)

 

 

 

姿形は、頭部の黒いアカハラの印象です。

腹部の赤いクロツグミとも言えます。

島の至る所で観ること出来ました。

しかし、撮ること難しい野鳥でした。

 

 

島の周回道路でよく目にします。

半周する間にも5〜6回は現れました。

運転中なので、撮影はできません。

 

 

いざ、林道などを徒歩で探しますが…

なかなか見つけられません。

囀りを頼りに発見しても、暗い場所です。

私の探し方が悪いのかもしれません。

 

 

 

 

明るい場所に出て来た時がありました。

距離はありましたが…

黒い頭部はしっかりと写せました。

葉被りでしたが。。。

 

 

 

 

普段は手強いウグイスですら…

何故か電線で囀る三宅島でした。

私はアカコッコとは縁が薄いようです。

 

 

 

 

アカコッコ館には水場がありました。

撮影には適さない薄暗い場所でしたが…

この時が一番条件が良かったかも。。。

 

 

 

 

もう1種、探していた野鳥がいました。

オーストンヤマガラです。

出会ったのは、たったの2回でした。

1度目は木々の中に辛うじて…、です。

2度目は目の前に現れてくれました。

少し逆光気味でしたが、満足です。

 

 

 

ヤマガラよりも赤褐色が濃いようでした。

ベンケイヤマガラとの中間…、な印象です。

僅かな時間でしたが、観察を楽しめました。

 

 

 

他には、カラスバトを目にしましたが…

2度の機会に恵まれたものの、一瞬でした。

アカコッコ以上に撮影が難しい野鳥です。

 

「2日と半日あれば、何とかなるだろう」

 

そう思って、気楽に考えていましたが…

2日目以降の雨と風で、思惑が外れます。

 

その話は、また後で。

 

 

 

🍄  🍄  🍄  🍄  🍄

 

 

 

〜旅行の小話④〜

 

 

 

大路池を散策中の事です。

毒々しいキノコを見つけました。

鮮やかな赤色で、触るのも危険そうです。

カンゾウタケでした。

 

 

 

シイノキ等に生える茸です。

世界的にも広く分布していました。

三宅島固有のキノコではありません。

 

名前の由来は『肝臓』に似ているから。

切ると赤い汁が出るらしいです。

『牛の舌』という別名もありました。

 

毒々しいですが、食用となるキノコです。

生のままでも食べられるのだとか。

 

採取も採食もしませんが…

また1つ、キノコの種類を覚えました。