5月中旬、三宅島で探鳥しました。
今回最大の目的は、アカコッコです。
ツグミの仲間で、三宅島の留鳥でした。
(伊豆諸島やその他にも生息します)
姿形は、頭部の黒いアカハラの印象です。
腹部の赤いクロツグミとも言えます。
島の至る所で観ることは出来ました。
しかし、撮ることが難しい野鳥でした。
島の周回道路でよく目にします。
半周する間にも5〜6回は現れました。
運転中なので、撮影はできません。
いざ、林道などを徒歩で探しますが…
なかなか見つけられません。
囀りを頼りに発見しても、暗い場所です。
私の探し方が悪いのかもしれません。
明るい場所に出て来た時がありました。
距離はありましたが…
黒い頭部はしっかりと写せました。
葉被りでしたが。。。
普段は手強いウグイスですら…
何故か電線で囀る三宅島でした。
私はアカコッコとは縁が薄いようです。
アカコッコ館には水場がありました。
撮影には適さない薄暗い場所でしたが…
この時が一番条件が良かったかも。。。
もう1種、探していた野鳥がいました。
オーストンヤマガラです。
出会ったのは、たったの2回でした。
1度目は木々の中に辛うじて…、です。
2度目は目の前に現れてくれました。
少し逆光気味でしたが、満足です。
ヤマガラよりも赤褐色が濃いようでした。
ベンケイヤマガラとの中間…、な印象です。
僅かな時間でしたが、観察を楽しめました。
他には、カラスバトを目にしましたが…
2度の機会に恵まれたものの、一瞬でした。
アカコッコ以上に撮影が難しい野鳥です。
「2日と半日あれば、何とかなるだろう」
そう思って、気楽に考えていましたが…
2日目以降の雨と風で、思惑が外れます。
その話は、また後で。
🍄 🍄 🍄 🍄 🍄
〜旅行の小話④〜
大路池を散策中の事です。
毒々しいキノコを見つけました。
鮮やかな赤色で、触るのも危険そうです。
カンゾウタケでした。
シイノキ等に生える茸です。
世界的にも広く分布していました。
三宅島固有のキノコではありません。
名前の由来は『肝臓』に似ているから。
切ると赤い汁が出るらしいです。
『牛の舌』という別名もありました。
毒々しいですが、食用となるキノコです。
生のままでも食べられるのだとか。
採取も採食もしませんが…
また1つ、キノコの種類を覚えました。