5月中旬、三宅島で探鳥をしました。
初日、多くのお初の野鳥と出会います。
ウチヤマセンニュウ
ツバメチドリ
タネコマドリ
モスケミソサザイ
アカコッコ
カラスバト
まだまだ出会いがありました。
緑が茂る、明るい場所での事です。
聴き慣れた鳴き声がしました。
シチトウメジロです。
メジロよりも、体と嘴が大きいのだとか。
現場ではハッキリとは分かりませんが…
後日見返すと…、そう見える気がします。
ムシクイ類の姿もありました。
林の中を活発に動き回ります。
時に、目の前にも出て来ました。
普段はムシクイの識別に難儀しますが…
特徴的な囀りで見分ける事が出来ました。
イイジマムシクイです。
「チュリチュリチュリ…」
私にはこのように聴こえました。
一箇所に留まり、囀り続けます。
大路池での囀りの頻度は1位でした。
2位はタネコマドリ。
3位はモスケミソサザイ。
4位はアカコッコ。
あくまで、個人的な感想です。
「ギィーッ!」
コゲラの鳴き声もしました。
三宅島では、ミヤケコゲラとなります。
なかなか姿は見つけられず…
最終日、何とか後ろ姿を拝めました。
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〜旅行の小話⑤〜
大路池での事です。
池の周辺で、奇妙な小鳥を見つけました。
囀りもせず、単独で過ごしています。
木々の中から、後ろ姿を撮りました。
正面を向かないまま、飛び去ってしまいます。
一番鮮明に撮れた画像がコレでした。
最初、メジロかムシクイだと思いました。
体全体が緑色〜オリーブ色だったからです。
画像で確認してみると、喉が黄色でした。
僅かな眉斑や腰にも黄色を帯びます。
嘴はヒタキ類のそれでした。
キビタキの若♂を真っ先に考えますが…
時期的にはまだ早い気がしました。
それに、もっと黒味を帯びるはずです。
翼の白斑も、目立たない気がしました。
アカコッコ館に再び立ち寄ります。
レンジャーさんに尋ねてみました。
丁寧に検討して頂きます。
「渡り途中のキビタキを観る事はあるけど…」
最終的に、ある名前が出て来ました。
今までに聞いたことのない種です。
それが正しければ、三宅島での初確認だとか。
専門家に見て頂くため、画像を提供しました。
後日、返答を頂く予定ですが…
現状、正体は不明です。
皆さんは何だと思われますか?