出会える夏鳥(キビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月上旬の事です。

市内の公園で探鳥を行ないました。

サンコウチョウが飛来する頃です。

声だけでも確認するつもりでした。

 

 

 

芝生広場でハクセキレイを見つけます。

以前はツグミの方が多かったのですが…

今は全く姿を見かけません。

 

 

 

 

クロツグミがずっと鳴いていました。

高い枝ですが、何とか姿を捉えます。

待ちましたが、下りてはくれません。

 

 

 

 

キビタキの囀りも聴こえます。

林の中に潜んでいましたが…

こちらも、何とか姿を捉えます。

 

 

 

 

暗い場所でした。

可能な限りSSを遅くしての撮影です。

 

 

 

 

この日は2ヶ所で確認しました。

♂同士での喧嘩も目撃します。

今後も安定して出会えそうでした。

 

 

 

 

他にも、コサメビタキを見つけます。

今季の初確認でした。

 

巣材?を咥えたセンダイムシクイも…

園内で営巣しているのでしょうか?

 

コマドリの囀りも耳にします。

これには驚きました。

MFでは初めてかもしれません。

姿は見えませんが、嬉しい発見です。

 

 

 

サンコウチョウは居ませんでしたが…

確実に夏鳥が飛来しています。

散策が楽しい時期となりました。

 

 

 

🍄  🍄  🍄  🍄  🍄

 

 

 

〜おまけ〜

 

 

 

散策中、キノコを見つけました。

松の樹に生えています。

見た目が綺麗で、美味しそうでした。

 

 

 

触ってみると、意外にも硬い感触です。

最初、サルノコシカケかと思いました。

正しくはヒトクチタケというそうです。

 

 

調べると、色々と面白い事が分かりました。

サルノコシカケの仲間のようです。

枯れた松に生えるそうですが…

枯れてから1〜2年目の松だけなのだとか。

臭いで虫を引き寄せ、胞子を運ばせます。

無毒ですが、食には適さないそうです。

…名前とは裏腹なキノコでした。

 

 

 

後日、興味深い場面を目撃します。

別の松の枯れ木での事でした。

コゲラがヒトクチタケを突いています。

 

 

 

集まる虫を食べていたのでしょう。

茸は虫を、鳥は茸を利用していました。

 

こんな発見も、楽しみの一つです。