雛鳥の存在(キビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月中旬、市内の公園を散策しました。

キビタキの囀りに誘われますが…

今年はなかなか撮影する事が出来ません。

この日も、♂の後ろ姿を見るのみでした。

 

 

 

そんな中、小さな鳴き声を耳にします。

声を頼りに姿を探しました。

逆光の中、キビタキ♀を見つけます。

 

 

 


♀は忙しく動き回っていました。

餌を咥えて、何度も林を行き来します。

餌の種類は様々でした。

 

 

 

こちらは青虫です。

モミジの葉から見つけ出しました。

 

 

 

 

こちらは小さな甲虫です。

気付いたら嘴の間に捕らえていました。

 

 

 

 

こちらは小さなムカデです。

樹上で捕まえていました。

頭上に居たかと思うと、ゾッとします。

 

 

 

 

林の中に雛鳥が居るようでした。

姿は見えませんでしたが…

一生懸命に働くキビタキ♀がいます。

親鳥の行動が、その存在を証明しました。

 

 

 

 

その後もキビタキ♂を探します。

…が、なかなか見つかりません。

 

代わりにキセキレイ♂を見つけました。

初夏に市内で見るのは珍しい存在です。

 

 

 

 

野鳥の最盛期を過ぎました。

見つけにくい時期ですが…

探せば、確かに存在しています。

 

 

 

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〜おまけ〜

 

 

 

先日、三宅島で探鳥しました。

その際、正体不明の野鳥を見つけます。

 

 

 

 

アカコッコ館で確認してもらいますが…

ハッキリとは分かりませんでした。

 

「リュウキュウキビタキかもしれません」

 

スタッフの言葉に期待してしまいました。

後日、専門家に見て頂いく事になります。

そして、先日メールにて連絡を頂きました。

その結果は…

 

 

 

 

「キビタキ」との事です。

詳しい経緯はわかりませんが…

珍鳥では無かったようです。


残念ではありますが…

色々と考える貴重な経験となりました。

調べて下さったアカコッコ館に感謝です。