5月上旬、ゴールデンウィークの事です。
良い天気に恵まれました。
家族で滋賀県長浜市に遊びに行きます。
土倉鉱山跡を訪れました。
因みに、行き先のチョイスは妻です。
彼女は遺跡や廃虚が大好きでした。
山深いためか、まだ早春の雰囲気です。
紫色の花を見つけました。
タツナミソウ(立浪草)というそうです。
紫の中に薄紫〜白色が混じっていました。
確かに、泡立って寄せる波に似ています。
狭い山道を運転し、土倉鉱山跡に着きました。
昭和40年まで鉱業していたそうです。
閉山後は廃墟となりました。
『滋賀のラピュタ』と呼ばれていたそうですが…
今では草木が生い茂り、建物を覆っています。
柵や金網で保護されていました。
案内板
坑道入口
外観(柵の上にカメラを掲げて撮影)
脆くなった建物は、倒壊の危険があります。
しかし、インスタ映えを狙う人が後を絶たず…
不法侵入し、怪我をした人もいたとか。
結果、柵などで安全を確保しているそうです。
野鳥撮影も同様ですが、ルールは遵守ですね。
遠くから涼やかな囀りが聴こえました。
芽吹く前の枝に、声の主を見つけます。
オオルリ♂でした。
木々をブラインドに近付きます。
濃い瑠璃色を確認出来ました。
しばらく同じ場所で囀り続けます。
声も姿も美しい鳥でした。
他にはミソサザイの囀りを聴きます。
残念ながら、姿は見つけられません。
渓流の下方にいるようでした。
この日はオオルリのみの撮影です。
それでも、十分に嬉しい存在でした。