飛び去る姿を追って(ハヤブサ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

4月25日の事です。

市内の海岸を散策しました。

 

 

 

いつもの岩場に到着します。

岩場に蠢くモノ達がいました。

ハマシギです。 

 

 

 

全部で14羽も見つけました。

殆どが夏羽に換わっています。

10羽を超える群れは久し振りでした。

群れて飛んではくれませんでしたが…

 

他にはキアシシギを見つけます。

遠すぎたので、撮影は断念しました。

 

 

 

黒い影が、サッと舞い降ります。

イソヒヨドリ♀でした。

嘴には小さなカニを捕らえています。

シギチに負けない優秀な狩人でした。

 

 

 

 

黒い影が、スッと現れます。

クロサギでした。

テトラポットに佇んでいましたが…

ゆっくりと歩いて、奥に姿を消しました。

 

 

 

 

喧しい鳴き声が近付いてきます。

ヒヨドリの群れでした。

海上を北に向かって飛んで行きます。

 

 

 

 

彼らは見送った後のことでした。

暫くの後、1羽の鳥が南に飛んで行きます。

ハヤブサでした。

足には獲物を掴んでいました。

先程のヒヨドリかもしれません。

 

 

 

 

飛び去る方向に心当たりがありました。

車で向かってみます。

よく止まる鉄塔を確認すると…

予想が的中です!

 

 

 

足には獲物を掴んでいません。

ただ、爪には体毛が付着していました。

既に食べた後なのだと思います。

丁寧に羽繕いをしていました。


おそらくは、同じハヤブサだと思います。

渡り中のヒヨドリ達は恰好の獲物でした。

海岸部ではよく見る光景なのだそうです。

連続性のある観察となりました。

 

 

 

【観察できたシギチ】

 

ハマシギ 14

キアシシギ 1

コチドリ 1

シロチドリ 2