日晴る(ヒバリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月下旬の事です。 

シギチを期待して海に向かいました。

結果は…、まだ早かったようです。

勇み足でした。 

 

 

草地にヒバリを見つけます。

活発に動いていました。

遠くから美しい囀りも聴こえます。

 

 

 

 

より遠くから、別の鳴き声がしました。

北に向かう白鳥の群れです。

東の空を、南から北に流れていきました。

次の冬まで、しばしのお別れです。

 

 

 

 

ようやく、波打ち際に1羽だけ…

シロチドリを見つけました。

漂着物の中を歩いています。

 

 

 

数年前と比べて、浜辺が変化しました。

砂が積もり、陸地部分が増えます。

シギチを観察できる場所も変わりました。

潮の流れの影響でしょうが…

何だか寂しい気がしてしまいます。

 

 

 

荒地にジョウビタキ♂を見つけました。

最近、見かける頻度が増えています。

白鳥と同様に、北に向かうのでしょう。

 

 

 

 

帰り際の事でした。

地面からヒバリの囀りがします。

低い位置で囀る個体を見つけました。

 

 

 

 

別の個体が、柵の上に陣取ります。

対向するかのように、囀り始めました。

 

 

 

 

帰り道を塞がれた形となります。

迂回路はありません。

ゆっくりとその間を通り抜けました。

 

地面のヒバリは飛んでしまいます。

柵の上のヒバリは留まっていました。

 

 

 

春、晴天に美しい囀りを奏でます。

ヒバリは私にとっての春告げ鳥です。