大雪の頃、野鳥の事(アトリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月上旬の事でした。

大雪で国道が通行止めとなります。

…とはいえ、夜間のみの措置でした。

夜、車の無い国道で除雪車が稼働します。

おかげで日中の移動が楽になりました。

ライフライン維持に携わる方々に感謝します。

 

 

 

小一時間、雪が止みました。

マイフィールドの様子を見に行きます。

積雪はありましたが、膝下の高さでした。

散策が出来ない程ではありませんが…

中央右が歩道、左には小川、雪まみれです。




 
水辺からシロハラが出てきました。
雪の無い所で餌を探したようです。

 

 

 

 

クロジの姿もありました。

普段は表に出てこないのですが…

潜んでいた茂みにも積雪の影響が?

 

 

 

 

トラツグミも見つけました。

シロハラと同様に枝を飛び渡ります。

やはり、餌探しが大変そうでした。

 

 

 

 

公園には小さな川が流れています。

湧き水が流れるため、凍結しません。

川床にはセグロセキレイがいました。

水の中の何かを啄んでいます。

 

 

 

 

落ち葉に紛れて、アトリも居ました。

夏羽への換羽中の個体も混じります。

忙しそうに歩き回っていました。

 

 

 

 

モミジの種を食べています。

秋、この公園は紅葉で綺麗でした。

冬、その紅葉が野鳥の糧となります。

 

 

 

 

先日のルリビタキも現れました。

雪の上を歩きますが、長居しません。

思うように餌を見つけられないようでした。

寂しそうに、茂みの中に飛び去ります。

 

 

 

 

雪が降り始めました。

30分程しか散策できません。

それでも、効率よく観察出来ました。

 

積雪時は生息できる場所が限られます。

歩く事さえ出来れば、観察はし易いです。

天気が悪いと撮影には向きませんが…

 

積雪時の野鳥の生態を、垣間見ます。