アタリの(アトリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

1月中旬の事です。

市内の海岸付近で探鳥をしました。




松林の辺縁に野鳥が飛んできました。

数羽で群れている、尾の長い鳥です。

ビンズイでした。

 

 



ビンズイは枝に長く留まり動きません。

ゆっくりと近付いてみようとすると…

地上に1羽のカラスを見つけました。

嘴が細長いため、もしやと思いますが…

ミヤマではなく、ハシボソでした。

 

 



いつの間にかビンズイは飛び去ります。

松林の散策路を歩き、散策を続けました。



前方の落ち葉に動くものが…

枝に飛び上がったため、姿を確認します。

トラツグミでした。

散策中、何度か遭遇します。

 

 

 


再び、前方の落ち葉が動いています。

今回は複数が潜んでいるようでした。

遠くから観察して、正体を探ります。

アトリの群れでした。

 




落ち葉に溶け込む色合いです。

離れた場所にはイカルもいました。

散歩者に驚き、近くの木に避難します。

枯れ木にとまる数羽を撮影出来ました。


 


両者を同時に撮影したのは初めてです。

意外にイカル(23㎝)が小さく見えました。

尾のせいか、アトリ(16㎝)が大きいのか…




数日後、別の場所での事です。

田圃で小鳥の群れを見つけました。

スズメだろうと思いましたが…

撮影した画像を確認するとアトリです。

 

 


昨年は大きな群れでの観察はありません。

今年はアトリが当たり年だと思っています。

あくまで個人的に、ですが。