隠岐島にて大群(アトリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月下旬、隠岐島に行きました。

お昼から夕方まで島内を巡ります。

移動にはレンタカーを使いました。

 

 

 

隠岐一之宮の水若酢神社をお詣りします。

広くて立派な神社でした。

厳島神社のような鮮やかさはありません。

しかし、楚々とした美しさを感じます。

…写真は撮り忘れまてしまいました。


参拝後に社務所で御朱印を頂きます。

丁寧かつ達筆な筆使いに、心も洗われました。

その後は、気の向くままに観光します。




窓を開けてドライブしていると…

何処でもジョウビタキの声が聴こえます。

かなりの数が居るみたいでした。

水若酢神社の駐車場で♂を見かけます。

今季の初見になりました。

 

 

 

 

島内にはジョウビタキが沢山居ましたが…

圧倒的な数なのはアトリでした。

普段、地元では多くて20羽程度ですが…

 

 

 

 

この日はケタが違います。

電線にかなりの数がとまっていました。

因みに、全ては画角に入りません。

 

 

 

 

更に別の群れが加わりました。

刈り終わった田圃に舞い降ります。

意志を持つ雲が動いているみたいでした。

 

 

 

 

群れが何度も周囲を旋回します。

ピントを合わせるのは難しくて…

今後の課題だと感じます。


 

 

 

落穂を食べているようでした。

地面が蠢いているようです。

カメラ越しですが、面白い光景でした。

 

 

 

 

何かがアトリの群れに襲い掛かります。

アトリ達が一斉に飛び立ちました。

幾つかの群れに別れて散らばります。

 

 

 

 

襲撃者はチョウゲンボウでした。

見晴らしの良い場所に陣取ります。

アトリ達を監視しているようでした。

先程の襲撃は失敗だったようです。

 

 



アトリの一部は電線にとまりました。

皆、緊張しているように見えます。

整列して、襲撃者を注視していました。

 

 


その後、チョウゲンボウは何処かへ去ります。

アトリ達の緊張は解けたようでした。




アトリは漢字で『花鶏』と書きます。

木にとまる姿は、まるで花のようで…

いえ、橙色なので蜜柑か柿に見えました。

 




今季はアトリをよく目にします。

局所的なのかもしれませんが。。。

大群を観察する機会が多いかもしれません。




【観察した野鳥】(順不同)


アオサギ、トビ、オオミズナギドリ、

ウミネコ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、

アトリ、ヤマガラ、ホオジロ、スズメ、

カルガモ、マガモ、カワセミ、ダイサギ、

ジョウビタキ、ウグイス、チョウゲンボウ、

ハシブトガラス


(声のみ)

ツツドリ


計18種(+1)